明治安田J1リーグ第14節の浦和レッズ対東京ヴェルディが、5月3日に開催。浦和が2-0で勝利したが、途中出場した元日本代表MF原口元気のプレーが議論の対象になっている。


 原口は77分にMF金子拓郎との交代でピッチに立ったが、この一戦でも低調なパフォーマンスに終始。1人少ない相手に押し込まれる時間帯が続く中、後半アディショナルタイム90+1分に左サイドでドリブルを仕掛けるも、DF綱島悠斗に止められ、その直後にファウルでイエローカードを貰った。

 この一連のプレーを受けて、ネット上ではドリブルを仕掛けた原口のプレー選択に対する批判が噴出。原口の衰えの可能性を指摘する声も相次いでいるほか、マチェイ・スコルジャ監督に対して同選手の起用を止めるよう求める意見も散見されている。

 原口は2025シーズンのJ1リーグ戦で、ここまでほぼ全試合で途中出場。4月25日の第12節サンフレッチェ広島戦では、1-0で迎えた後半アディショナルタイムに左サイドからのサイドチェンジに失敗。ボールを奪われた後、ピンチを招いただけに、東京V戦と同じく批判を浴びていた。

 FIFAワールドカップ出場をはじめ、国際舞台で数多くの実績を積み重ねてきた原口。2025年夏にFIFAクラブワールドカップを控えているだけに、経験豊富な同選手にはいち早いパフォーマンスの改善が求められる。
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