不適切行為で清水エスパルス退団。森重陽介の現在とは？
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　京都サンガは5月5日、MF安齋悠人に不適切な行為があったとして、4日付で契約解除したことを公式発表。これを受けて、ネット上では2025年3月にガンバ大阪から横浜FCへ完全移籍したMF山田康太に再び注目が集まっているが、2024年に清水エスパルスを退団したFW森重陽介の現在を気にする声も上がっている。


　現在21歳の森重は2024年、社会規範やチーム規律に抵触する事実があったとして謹慎処分を受けていたが、同年10月に双方合意により契約解除。シーズン途中で清水を退団すると、槙野智章監督率いる品川CCへの練習参加などを経て、11月にブラジル4部シアノルテFCに加入している。

　2024年12月の練習試合でフリーキックからゴールを決めるなど、シアノルテFCで鮮烈な実戦デビューを果たした森重だが、2025シーズンのパラナ州選手権では13試合中6試合の出場で1ゴールと結果を残せず。4月17日にアトレチコ・モンテ・アズルへ期限付き移籍している。

　同選手はアズル移籍決定から3日後のブラジル4部リーグ第1節でスタメン出場も無得点。27日の第2節ではスタメン出場もハーフタイムで途中交代となり、5月3日の第3節ではベンチ外。新天地で早くも控え要員へ降格の可能性があるとみられる。

　清水で不適切行為に及び、批判を浴びた森重。ブラジルでの挑戦は今のところ順風満帆なものではないが、それでも日本から多くのファン・サポーター等が同選手を後押ししているはずだ。
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