2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)ハノーファーに所属する元日本代表DF室屋成は以前、将来的なFC東京復帰の可能性に言及したことで話題に。FC東京サポーター等から復帰待望論が湧き起こる中、同選手の去就に変化があったという。


 ドイツ紙『ビルト』が2025年1月の時点で契約延長交渉の可能性を報じたものの、5月6日時点でも新契約締結の公式発表がない室屋。同紙は4月30日、右サイドバックでポジション争いを繰り広げる室屋とDFヤニク・デームが、いずれも2025年6月に契約満了となることを伝えた上で、「残留するのはいずれか一方のみ」としている。

 一方で室屋本人は2024年11月、地元メディア『ハノーファー・ノイエ・プレス』のインタビューで「どこかのタイミングで、また日本でプレーすることも考えています。FC東京に復帰できたら最高ですよ」と、古巣復帰に前向きとも解釈可能なコメントを残していた。

 しかし、現地メディア『HAZ』で5月6日に掲載された記事によると、同選手はハノーファーとの契約延長を示唆。2026年のFIFAワールドカップ北中米大会での日本代表入りを目標に、引き続き海外でプレーする意向を示したという。

 FC東京は2025シーズンの明治安田J1リーグ14試合を終えた時点で16位に低迷。6月の移籍ウィンドウを前に、新戦力の獲得を求める声が上がっているが、室屋の復帰はもう少し先になるかもしれない。
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