スコティッシュ・プレミアシップのセルティックに所属するMF旗手怜央に、セリエAのウディネーゼが関心を寄せていることが、5月9日に様々なメディアで一斉に報じられた。

 スコットランドメディア『The Scottish Sun』によれば、ウディネーゼは旗手に対し大型オファーを検討中とされ、フランスやドイツのクラブも動向を注視しているという。
さらに4月12日に旗手が2ゴールを挙げたキルマーノック戦(5-1)では、ウディネーゼのスカウトが現地で旗手のプレーを視察していたと伝えている。

 5月9日のヒバーニアン戦前日の記者会見では、セルティックのブレンダン・ロジャーズ監督が旗手の去就報道について言及した。「クラブの最高経営責任者であるマイケル・ニコルソン氏が今後数ヶ月以内に旗手の代理人と話をすることになるだろう」と述べた上で、次のように語った。

 「旗手は非常に優れた才能を持つ選手で、リスクのあるパスにも挑み、得点力もある。今2024/25シーズンは非常に良いプレーをしている」「彼は年齢的にやや遅めの段階にあるため、クラブによっては年齢を理由に評価を下げるかもしれない」

 また、同会見の中で、ロジャーズ監督は今後のチーム構成についても触れ、「すべての選手が残留するという前提で考えるなら、自分としてはおそらく3人の補強が必要だと判断するだろう。ただし、実際にはそうはならない可能性が高い」と、夏の移籍市場を前に全員残留は現実的でないとの見方を示した。
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