Jリーグは5月15日の「Jリーグの日」を記念し、Jリーグチップスを復刻。17,18日開催のJリーグ公式戦で来場者に配布されたが、鹿島アントラーズの経営権を有するフリマアプリ『メルカリ』では早くもJリーグチップスカードが高額な値段で出品されている。


 メルカリでは、FW鈴木優磨(鹿島)、元日本代表MF乾貴士(清水エスパルス)、FW紺野和也(アビスパ福岡)ら現役Jリーガーにくわえて、元日本代表FW三浦知良をはじめかつてJリーグでプレーしていたレジェンドの復刻版も大量出品。鈴木、乾、紺野が1枚あたり1万円で落札されたほか、三浦はおよそ2万円で取引が成立している。

 この復刻版Jリーグチップスは、17,18日に開催されるJリーグ公式戦(J1・J2・J3)の来場者に配布されており、配布数はJ1が各2,000袋、J2が各1,000袋、J3が各300袋となっている。また、17,18日の試合でアウェイ側のクラブについては、次節以降のホーム開催試合での配布を予定している。

 また、Jリーグは「復刻版Jリーグチップス」や、「復刻版Jリーグチップスカード 全220種コンプリートセット」が当たるSNSキャンペーンを実施。Jリーグの公式Xアカウントをフォロー、キャンペーン投稿をリポストまたは引用リポストという参加条件のもと、5月31日まで実施する。

 5月いっぱいスタジアムでの配布が続き、6月にはSNSキャンペーンでの当選者に配布される復刻版Jリーグチップスカード。非売品で通常入手困難なものであるだけに、出品は今後も続くと予想される。ネット上では、このような売買行為に対する否定的な声も上がっている。
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