日本代表DF伊藤洋輝が所属するブンデスリーガの強豪バイエルン・ミュンヘンが、プレミアリーグのブライトン・アンド・ホーブ・アルビオンに所属する日本代表MF三笘薫の獲得を検討しているようだ。ドイツメディア『スカイスポーツ』が5月23日に報じた。


 しかし同メディアによれば、バイエルンは現在バイエル・レバークーゼンに所属するドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツの獲得をリバプールと争っており、三笘の獲得に向けた動きはこの移籍交渉の結果に大きく左右される見通しのようだ。

 ヴィルツは最近リバプールを訪れ、クラブ施設の見学や関係者との面会、住宅の下見を行った可能性があるとも伝えられている。ただし、これらの情報は現時点で確認されたものではなく、クラブ間の交渉がどの段階にあるかも明らかにされていない。

 バイエルンはヴィルツを今夏の最優先補強と位置付けているため、その交渉が不成立に終わった場合に限り、三笘獲得に向けた動きが加速する可能性があると見られている。三笘はバイエルンの左ウイングの補強候補の1人とされており、同クラブのFWリロイ・サネまたはFWキングスレイ・コマンの退団を見越してリストに入っているとのこと。

 なお、三笘に対しては今年1月の移籍市場で、サウジアラビアのアル・ナスルが9,000万ユーロ(約146億4,238万円)のオファーを提示したと報じられたが移籍は実現しなかった。
編集部おすすめ