リバプールは今季から指揮するアルネ・スロット監督のもとでプレミアリーグを5年ぶりに制覇。来季に向けてイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドの退団が決定している一方で、オランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクとエジプト代表FWモハメド・サラーとの契約延長に成功している。


 移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、リバプールはバイエル・レバークーゼン(ドイツ1部)に所属するドイツ代表MFフロリアン・ビルツの獲得に向けて正式アプローチを行ったとのこと。同選手もリバプール移籍にゴーサインを出したという。

 昨季はレバークーゼンのブンデスリーガ無敗優勝に大きく貢献し、個人としてもMVPを獲得したビルツ。卓越したボールコントロールと高水準なキック精度を武器に今季も公式戦45試合で16ゴール15アシストを記録した。

 そのビルツにはバイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)も狙っていたがリバプールが争奪戦をリードしており、移籍成立に自信を持っている模様。リバプールはサプライズを避けるために長引いた交渉をするのではなく、できるだけ早く契約をまとめたいと考えているようだ。

 なお、リバプールはこれから24時間から48時間以内に新たなコンタクトを再びとるとのこと。リバプールはビルツの同僚であるオランダ代表DFジェレミー・フリンポンの獲得にも迫っているとされているなかで、どのような結末が待っているのだろうか。
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