過去にJ1移籍報道も。浦和レッズ加入の憶測飛んだタイ代表DFがフリーに
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　タイ代表DFニコラス・ミケルソンは、2024/25シーズン限りでデンマーク2部オーデンセBKを退団。以前、J1所属クラブからのオファーが報じられただけに、移籍金ゼロでJリーグ挑戦の可能性が取りざたされている。


　現在25歳のミケルソンは、身長185cmのサイドバック。ノルウェー人の父とタイ人の母の間に生まれ、ノルウェーの年代別代表でプレーした実績を持っているが、A代表はタイを選択。2023年3月25日の国際親善試合シリア戦でタイ代表デビューを飾ると、AFCアジアカップやFIFAワールドカップ北中米大会アジア2次予選の舞台にも立った。

　オーデンセBKでは2021年夏からプレー。加入1年目から右サイドバックのレギュラーに定着していたが、2023/24シーズンはリーグ戦・プレーオフあわせて15試合のスタメン出場にとどまると、2024年6月にJ1所属クラブからオファーがタイ国内で報じられた。

　当時、元日本代表DF酒井宏樹が浦和レッズからオークランドFCへ移籍しただけに、浦和が同選手の後釜としてミケルソンを獲得するのではという憶測が飛び交っていたが、タイ紙『タイラット』は「ミケルソンはヨーロッパでプレーを続けるためのチャンスを探している」と報道。結局、Jリーグ移籍は実現せず、2024/25シーズンもオーデンセBKでプレーしていた。

　しかし、オーデンセBKは5月22日にミケルソンの退団を公式発表。タイ『サイアムスポーツ』は「契約満了後、彼はフリーとなった」と報じたものの、関心を寄せているクラブや正式オファーの有無には触れていない。
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