横浜FCは5月25日に開催される2025明治安田J1リーグ第18節柏レイソル戦(ニッパツ三ツ沢球技場)を前に同24日囲み取材を行った。
5月17日に行われた第17節湘南ベルマーレ戦では、前試合(第14節川崎フロンターレ戦)から中2日と過密スケジュールの影響もありスタメンを4人変更。
さらに同21日にはYBCルヴァンカップ1stラウンド3回戦で町田ゼルビアと対戦。FW小川慶治朗のゴールなどもあり、PK戦の末1-1(PK3-1)で勝利を収めるなどチームの調子は上向きである。ここでは、湘南戦や町田戦を振り返るとともに、次節柏戦について四方田修平監督に訊いた。
四方田監督:リーグ戦で出場時間が少ない選手中心の構成で粘り強く戦ってくれたと思います。1-0と最後追いつけたところは、交代選手も含めてですが皆で一つになってエネルギーを出した結果だと思いますし、延長戦に関しては勝ちきるところで相手を上回れたのかなと思います。結果PK戦にはなりましたが、GKのフェリペ(・メギオラーロ)の活躍もあってチームの勢いが結果に繋がったことはすごく良かったと思います。リーグ戦に出なかった選手たちで力のある町田に勝てたことは、アピールしてくれた選手の発見になったりと私自身としても得るものが大きいゲームでした。
ー勝利を経てチームの雰囲気は変わりましたか?
四方田監督:大きく変わったことはないですが、(J1第16節の)湘南ベルマーレ戦から2試合連続で勝利できているということで非常にポジティブな雰囲気を感じたり、カップ戦はメンバーが変わって勝てたということは全員が勝ちに絡めている。
四方田監督:5月に入って非常に調子が良く、ゲームに絡む時間も増えてきた。実際にゲームの中で彼の機動力やスピードが攻守においてスイッチ役になっています。そういったところは期待しています。
四方田監督:嬉しい悩みは無くて、(メンバーから)外す苦しみしかないことは常々言っていますけれども(笑)この後に打ち合わせがあるので、しっかりディスカッションして決めていければと思います。
ー柏レイソルの印象やここまでの戦いについてはどのように映っていますか?
四方田監督:リカルド・ロドリゲス監督の特徴が非常に出ている思いますし、しっかりボールを保持していく志向が強いチームです。その中で攻撃時間を増やしている印象があります。ただ、今回のレイソルで今までと変わった部分は縦の速さや裏への行き来、攻守の切り替えの速さ、インテンシティの高さなどは、今シーズン好調の要因となっているイメージはあります。
四方田監督:先日、日本代表に選ばれたボランチのMF熊坂光希選手には自由にやらせたくないですし、突破に関しては両サイド共にアグレッシブでこれでもかというくらい仕掛けてくるので、そこを抑えないといけない。最終的には細谷(真大)選手や垣田(裕暉)選手、木下(康介)選手といった日本人ストライカーが得点に絡むので、そういった選手たちを警戒していきたいです。
四方田監督:川崎戦に関しては思った以上に押し込まれてしまった反省点があるので、決してあそこまで引かされることを望んだ訳ではないです。イメージとしては先制しようがそうでなかろうが、守備のところは選手全員で高い意識を持ちハードワークしていくことがチームのコンセプトなので、そこは先制したからといって変わることはないですね。
5月17日に行われた第17節湘南ベルマーレ戦では、前試合(第14節川崎フロンターレ戦)から中2日と過密スケジュールの影響もありスタメンを4人変更。
前線には古巣対決となるFWルキアンやFW新井瑞希、シャドーにFW鈴木武蔵、左センターバックにはDF福森晃斗が入った。互いに決定機を作れない中、FWルキアンのシュートが湘南DFキム・ミンテのハンドを誘いPKを獲得。ボールは一度相手GKに弾かれるが、ルキアンがこぼれ球を決めて横浜FCが先制に成功する。以降は集中した守備が光り、横浜FCが虎の子の1点を死守し1-0で勝利。これにより、順位を1つ上げ残留圏ギリギリの17位(勝ち点18)としている。
さらに同21日にはYBCルヴァンカップ1stラウンド3回戦で町田ゼルビアと対戦。FW小川慶治朗のゴールなどもあり、PK戦の末1-1(PK3-1)で勝利を収めるなどチームの調子は上向きである。ここでは、湘南戦や町田戦を振り返るとともに、次節柏戦について四方田修平監督に訊いた。

ルヴァン杯は「粘り強く戦ってくれた」
ールヴァンカップ町田戦を勝利で終えていかがですか?四方田監督:リーグ戦で出場時間が少ない選手中心の構成で粘り強く戦ってくれたと思います。1-0と最後追いつけたところは、交代選手も含めてですが皆で一つになってエネルギーを出した結果だと思いますし、延長戦に関しては勝ちきるところで相手を上回れたのかなと思います。結果PK戦にはなりましたが、GKのフェリペ(・メギオラーロ)の活躍もあってチームの勢いが結果に繋がったことはすごく良かったと思います。リーグ戦に出なかった選手たちで力のある町田に勝てたことは、アピールしてくれた選手の発見になったりと私自身としても得るものが大きいゲームでした。
ー勝利を経てチームの雰囲気は変わりましたか?
四方田監督:大きく変わったことはないですが、(J1第16節の)湘南ベルマーレ戦から2試合連続で勝利できているということで非常にポジティブな雰囲気を感じたり、カップ戦はメンバーが変わって勝てたということは全員が勝ちに絡めている。
一部(の選手)だけではなく、チーム全体として雰囲気は良くなってきていると思います。「出場した選手が活躍しないと次はない」という緊張感や危機感は以前より強くなっていると思いますし、選手たちも同様に感じていると思います。

攻守のスイッチ役・小川への期待
ー町田ゼルビア戦でMF小川慶治朗選手が公式戦今季初ゴールを挙げました。ここまでの小川選手はどのように映っていますか?四方田監督:5月に入って非常に調子が良く、ゲームに絡む時間も増えてきた。実際にゲームの中で彼の機動力やスピードが攻守においてスイッチ役になっています。そういったところは期待しています。

「ボールを保持していく志向が強いチーム」
ー柏レイソル戦に向けてのメンバー編成も大変になるのでは?四方田監督:嬉しい悩みは無くて、(メンバーから)外す苦しみしかないことは常々言っていますけれども(笑)この後に打ち合わせがあるので、しっかりディスカッションして決めていければと思います。
ー柏レイソルの印象やここまでの戦いについてはどのように映っていますか?
四方田監督:リカルド・ロドリゲス監督の特徴が非常に出ている思いますし、しっかりボールを保持していく志向が強いチームです。その中で攻撃時間を増やしている印象があります。ただ、今回のレイソルで今までと変わった部分は縦の速さや裏への行き来、攻守の切り替えの速さ、インテンシティの高さなどは、今シーズン好調の要因となっているイメージはあります。

代表メンバー初選出の熊坂光希を警戒
ー柏で警戒すべき選手や抑えたい選手を教えてください。四方田監督:先日、日本代表に選ばれたボランチのMF熊坂光希選手には自由にやらせたくないですし、突破に関しては両サイド共にアグレッシブでこれでもかというくらい仕掛けてくるので、そこを抑えないといけない。最終的には細谷(真大)選手や垣田(裕暉)選手、木下(康介)選手といった日本人ストライカーが得点に絡むので、そういった選手たちを警戒していきたいです。

先制後のゲーム運び
ー第14節の川崎フロンターレ戦では、先制した直後にラインが低くなってしまい結果的に追いつかれるシーンがありましたが、ゲーム運びに関してチームで共通認識を持つなどしているのでしょうか?四方田監督:川崎戦に関しては思った以上に押し込まれてしまった反省点があるので、決してあそこまで引かされることを望んだ訳ではないです。イメージとしては先制しようがそうでなかろうが、守備のところは選手全員で高い意識を持ちハードワークしていくことがチームのコンセプトなので、そこは先制したからといって変わることはないですね。
少しでも良い形で、ボールを前方向で奪った後に攻撃に転じていきたいと考えています。
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