J1リーグ第18節が5月25日に行われ、FC東京は国立競技場でサンフレッチェ広島と対戦。0-3の完敗で今季7度目の無得点試合となり、リーグ戦2連敗。
東京はホーム扱いの国立ではこれまで10勝1分と無敗を誇っていたが、GK野澤大志ブランドンのミスなどもあり、この試合で初黒星を喫した。さらにチームは降格圏手前の17位(20位中)に位置し、18位の横浜FCとは勝ち点で並び深刻な状況に陥っている。

 この試合結果を受け、ネット上では東京の松橋力蔵監督に対する批判がサポーターの間で一気に高まった。

 「松橋は解任でいいよ」「松橋で勝てると思ってたのフロントだけだろ。J1のアルビレックス新潟(2020-2021)でも後半の方かなり嫌われてたし。こういう自分中心の考えでしか動けない監督はチームを弱くする」「松橋のサッカーはアルベル・プッチ・オルトネダ前監督(2022-2023)よりも酷い」「東京の監督でワースト1位だな」

 前任のアルベル監督が2023シーズンに解任された際は、J1で17試合を戦い5勝4分8敗で18チーム中12位。一方、松橋監督も同じくJ1で17試合を戦い5勝4分8敗、20チーム中17位に沈んでいる。サポーターからネット上にこの数字が示され、解任水準の成績にも関わらず続投しているクラブの判断基準に疑問が向けられている。

 松橋監督は前例に倣うと、次節(31日)の京都サンガ戦での結果いかんでは進退が問われる可能性がある。サポーターからの信頼を回復するには即効性のある成果、すなわち勝ち点3の獲得が求められている。
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