U20日本代表MF保田堅心は現在、大分トリニータから日本代表MF伊東純也の古巣であるベルギー1部KRCヘンクへ期限付き移籍中。ヘンクのセカンドチームであるヨングヘンクで2024/25シーズンを終えたが、2025年夏の去就は不透明であるようだ。


 2025年1月に大分からヘンクへ期限付き移籍した保田は、移籍直後からヨングヘンクへ合流し、神村学園高等部出身のDF吉永夢希やFW横山歩夢とチームメイトに。ベルギー2部リーグ戦11試合の出場でゴール、アシストなしという結果で海外挑戦1年目を終えているが、チームは3部へ降格した。

 ベルギーメディア『Het nieuwsblad』で5月27日に掲載されたインタビュー記事によると、ヘンクのディミトリ・デ・コンデSD(スポーツディレクター)は、ヨング・ヘンク所属選手の今後について、「横山と吉永が2025年夏のプレシーズントレーニングでトップチームに帯同する」とコメントも、保田については言及しなかったという。

 また、保田とヘンクの契約期間は2025年6月まで。買い取りオプションがついているが、残り1カ月となった今もなお、完全移籍移行の可能性は報じられていない。それだけに同選手の去就については、大分への復帰や他クラブへの期限付き移籍等が考えられる。

 高校2年時に大分トップチームでデビューを飾り、2022シーズンに高校生ながらもJ2リーグで8試合に出場するなど、10代からの活躍で大分サポーターから絶大な支持を得ている保田。ディミトリ・デ・コンデSDのコメント等を踏まえると、ヘンクでトップチーム昇格の可能性は低いとみられる。
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