鹿島アントラーズ在籍歴のあるMFディエゴ・ピトゥカは現在、ブラジル代表FWネイマールやMFジョアン・シミッチ(元名古屋グランパス、川崎フロンターレ)らとともにブラジル1部サントスでプレー。2025年夏の去就に注目が集まっているが、Jリーグ移籍の可能性があるという。


 ピトゥカの去就を巡っては、ブラジルメディア『ge』が4月に「2025年3月に日本国内クラブから問い合わせがあった。しかし、サントスに正式オファーは届かなかった」と報道。ブラジル『Futebol Interior』が5月23日にアトレチコ・ミネイロからの関心を伝えている。

 また、ブラジル『UOL』のルーカス記者は5月31日にアトレチコ・ミネイロ、ECバイーア、フォルタレーザ、サンパウロからの関心を報道。ピトゥカはブラジル国内移籍を望んでおらず、サントス残留が基本線だというが、同記者は「Jリーグクラブから好条件のオファーが届いた場合には、Jリーグ移籍を検討する」と伝えている。

 現在32歳のピトゥカは2021年から鹿島でプレーし、2023シーズン終了後にサントスへ復帰。2024シーズンはブラジル2部リーグ戦36試合の出場で4ゴール3アシストと、ファビオ・カリーレ元監督のもと中心選手として1部昇格に大きく貢献した。

 しかし、2024シーズン終了後の監督交代の影響もあり、2025シーズンはプレータイムが減少。ブラジル1部リーグ戦で2試合のスタメン出場にとどまっており、直近3試合は出番なしと、厳しい立場に置かれている。
編集部おすすめ