FC東京、ベガルタ仙台、ヴィッセル神戸、横浜FCに在籍していたMF三田啓貴は、ポルトガル2部UDオリヴェイレンセを2024/25シーズン限りで退団した模様。Jリーグ復帰の可能性は低いという。


 タイメディア『ボールタイ』は5月31日、三田の去就について「彼は最近、UDオリヴェイレンセを契約満了により退団した」とリポート。同選手の移籍先をタイ1部ナコーンラーチャシーマーFCと伝えた上で、「彼はタイ移籍への準備を進めている」と綴ったほか、同選手の経歴について「非常に経験豊富。神戸ではタイ代表DFティーラトン・ブンマタン(現ブリーラム・ユナイテッド)とチームメイトだった」としている。

 現在34歳の三田は、FC東京の下部組織出身。明治大学を経て、2012年にFC東京へトップチーム加入すると、同クラブで4年間プレー。その後は仙台、神戸と渡り歩き、2019シーズン途中でFC東京へ復帰しているが、神戸在籍時はMFアンドレス・イニエスタとFWダビド・ビジャに背番号を譲ったことで話題を呼んでいた。

 2022シーズン終了後にFC東京から横浜FCへ移籍した三田だが、加入1年目こそJ1リーグ戦31試合でピッチに立ったが、2024シーズンはJ2リーグ戦12試合の出場に。同シーズン限りで契約満了により退団し、UDオリヴェイレンセへ移籍したが、ポルトガル2部リーグ戦でも6試合の出場に終わっていた。

 なお、ナコーンラーチャシーマーFCは、過去にジェフユナイテッド千葉元監督の神戸清雄氏がチームを率いていたほか、複数名の日本人選手が在籍。2024/25シーズンのタイ1部リーグ戦では16クラブ中13位という結果に終わっている。
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