北海道コンサドーレ札幌、ジェフユナイテッド千葉在籍歴のあるMF檀崎竜孔は現在、オーストラリア1部ウェスタン・ユナイテッドFCでプレーしているが、賭博関連(試合操作)の疑いで現地警察から告発されたという。

 現地メディア『9News』が6月1日に伝えたところによると、檀崎は2025年4,5月に行われたオーストラリア1部リーグ戦4試合で故意にレッドカードやイエローカードを貰った可能性があるとして起訴されたが、すでに保釈。
7月圧にメルボルンの裁判所に出廷する予定だという。また、檀崎の他に下部リーグでプレーする選手1名も同様の容疑で起訴されたという。

 また、記事では「ウェストメルボルンに住む24歳の男」「ウェスタン・ユナイテッドの選手が、スポーツ賭博のガイドライン違反の疑いで起訴された」などと記述されているが、現地記者のトム・モリス氏は当該選手が檀崎だと伝えている。

 現在25歳の檀崎は、青森山田高校や札幌を経て、2020年11月に海外挑戦。オーストラリア1部ブリスベン・ロアーで半年間プレーした後はJリーグへ復帰し、千葉や札幌に在籍。2022年7月に再び札幌からブリスベンへ期限付き移籍すると、2023年1月にはスコットランド1部マザーウェルへ完全移籍。しかしマザーウェルで結果を残せず、2023年夏にウェスタン・ユナイテッドFCへ加入していた。

 そのウェスタン・ユナイテッドFCでは、加入1年目から左サイドでレギュラーに定着。2024/25シーズンはリーグ戦26試合の出場で4ゴール7アシストをマーク。上位クラブによるプレーオフでは、3試合の出場で2アシストと結果を残していた。

 なお、オーストラリア1部リーグの広報担当者は「選手1人が賭博関連の罪で警察に告発されたことを把握している」と報道内容が事実であることを認めた上で、檀崎に対して暫定的な出場停止処分を科したことを明かしたという。
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