名和田我空らG大阪2選手の他に…アヤックス、日本代表選手獲得の可能性も

2025年06月04日(水)07:40

　オランダ1部の強豪アヤックスは、パートナーシップ提携先のガンバ大阪からFW名和田我空、GK荒木琉偉を獲得する可能性がある模様。くわえて、アヤックス幹部はパナソニックスタジアム吹田（市立吹田サッカースタジアム）で行われるFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選の日本代表対インドネシア代表を視察する予定だという。

　オランダ紙『De telegraaf』は6月3日に「アヤックスが名和田と荒木に注目」とリポート。これによると、両選手は近日中にも10日間のトライアルトレーニングに参加する見込みであり、パフォーマンス次第ではG大阪からの移籍により正式契約を結ぶ可能性があるという。

　また、アヤックスの幹部であるマライン・ボイカー氏は現在日本に滞在。G大阪、日本サッカー協会（JFA）や複数の大学を訪問しているほか、6月10日には元インドネシア代表監督であるパトリック・クライファートとともにG大阪のホームスタジアムを訪れ、W杯アジア最終予選を観戦する予定とのこと。森保ジャパンがFW佐藤龍之介（FC東京からファジアーノ岡山へ期限付き移籍中）をはじめ新進気鋭のJリーガーを擁しているだけに、新たに日本代表選手を獲得する可能性も考えられる。

　現在18歳の名和田は、神村学園高等部時代から世代屈指のアタッカーとして活躍。FW高岡伶颯（現サウサンプトン）とともにFIFA U17ワールドカップでプレーするなど、国際舞台でも経験を積み、2025年から高卒でG大阪へ加入。J1開幕節のセレッソ大阪戦（大阪ダービー）でスタメン出場しデビューを飾っているが、プロ1年目はここまでリーグ戦3試合、YBCルヴァンカップ2試合の出場にとどまっている。

　荒木はG大阪の下部組織出身であり、コンスタントに年代別代表に招集される中、2024年10月にプロ契約を締結。 U19日本代表の一員として2024年開催のモーリスレベロトーナメントに参戦し、3試合でゴールマウスを守った一方、プロ1年目の2025シーズンは、ここまでリーグ戦で出番が無い状況だ。

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