1.
ガイア・レポシ(ジュエリーデザイナー)
「レポシ(REPOSSI)」クリエイティブディレクター兼デザイナーのガイアのジャケットは、メンズのテーラードを取り入れてフラットで少し大きめサイズ。対しボトムスは、ハイウエストのクロップド丈という女性らしいシルエット。前シーズンまではスーツセットアップにスニーカーを合わせて崩すスタイリングが目立ったが、今季はヒールシューズでクラシックに仕上げているのが変化である。
2.
フェル・メディナ(インフルエンサー)

スーツセットアップ初挑戦であれば、フェルが着用している「ザラ(ZARA)」の定番型が着こなしやすいはず。小物を「ディオール(DIOR)」でそろえて高級感をアップ。マスキュリンでクールな印象のスーツを、ベルトでウエストマークすることで一気に柔らかくフェミニンに見せ、脚長効果も期待できる。
3.
ソフィア・サンチェス・デ・ベタク(ファッションコンサルタント)

英国調なチェック柄のセットアップを選んだソフィア。アウターのディテールに取り入れられたフリンジは、今季のオフランウェイ、さらに2020-21年秋冬コレクションのランウェイにも多く登場した。アイルランドの伝統衣装のようなプリーツスカートとミリタリー風のコンバットブーツのコントラストも今季らしいスタイリング。オフランウェイでは「プラダ(PRADA)」「ルイ ヴィトン(LOUIS VUITTON)」などのコンバットブーツの着用者が多かった。
4.
高橋ララ(モデル)

「アンダーカバー(UNDERCOVER)」デザイナー高橋盾の娘、高橋ララは今期で3回目のパリコレ参加。
【プロフィール】
ELIE INOUE
パリ在住ジャーナリスト。大学卒業後、ニューヨークに渡りファッションジャーナリスト、コーディネーターとして経験を積む。2016年からパリに拠点を移し、各都市のコレクション取材やデザイナーのインタビュー、ファッションやライフスタイルの取材、執筆を手掛ける。主な寄稿媒体はFASHION HEADLINE、WWD Japan、ELLE Japan等。