ディオールは、 9月26日15時(現地時間)パリにて、2024年春夏コレクションを発表しました。

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© Adrien Dirand/Courtesy of DIOR
ディオール ウィメンズ クリエイティブ ディレクターのマリア・グラツィア・キウリは、過去と未来が同時に存在する「現在」の意味の反映から着想し、2024年春夏コレクションを製作しました。


【ルック】ディオールが2024年春夏コレクションを発表
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様々に解釈できる、収束を意味する「現在」というポイントで、これまで以上に、女性が自身の価値に気づき、違いを表現することを手助けする責任がファッションにあるという信念のもと、マリア・グラツィア・キウリはフェミニニティとフェミニズムの関係を探求し続けています。それゆえ彼女は、男性中心の社会において独立を主張し、その体制に異議を唱えてきた反逆者たちに関心を抱きました。

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その反逆者たちには、魔女や、植物学を伝承し、自然の時間を尊重する、地母神の知恵の継承者などが含まれます。マリア・グラツィア・キウリによる本コレクションのクリエイションにおいては、中世のスタイル、ジャケットがマスキュリニティを体現する、建築的なシルエットが登場しました。いくつかのファブリックは、物質性、時間の記憶、そしてイタリア人アーティストのアルベルト・ブッリの作品に対する深い知識を包含し、裂け目、傷、焦げが洋服の、構成的でパフォーマティブなエレメントとなります。

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カラーパレットは、灰色、カモミールといった色によって構成されます。
ディオールの象徴でもある花柄は、ダークなモチーフとして再解釈され、コントラストを描くX線のフラワーモチーフとなっています。季節を呼ぶ月と太陽の満ち欠け、薬草とファンタジーの動物たちが、このアイコニックなデザインを構成し、時には刺繍として施されます。

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ニットウエアは、体のカーブに寄り添い、締め付けずに包み込むことで、温かくセクシーな印象をもたらし、コレクションにおいて大きな役割を果たします。軽量のメタリックセーターは、鎖帷子を想起させます。

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エレナ・ベラントーニによるモニュメンタルで、没入感のある芸術作品『NOT HER』は、女性たちを既存の枠組みに閉じ込める固定観念に対して、拒絶する精神を永続させます。

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この会場のすべての壁面を占めたビデオインスタレーションは、アナログの反転フラップ表示機を用い、性差別的な広告のビジュアルと、“It’s not her, she’s no longer all that”といった支配的なステレオタイプに対する対位的なフレーズを用いて、エレナ・ベラントーニによってポップな世界観で加工された、彼女自身を含む女性たちが次々に映し出されます。


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このようにして、本コレクションは、体と洋服の関係を、とある1日や、懐古的な時間ではなく、複数にまたがる時間の文脈に据える、というアイデアに立ち返らせます。

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