日本を拠点に活動する衣装デザイナー小泉智貴が手掛ける「トモ コイズミ(TOMO KOIZUMI)」がニューヨークの現地時間9月7日、2020年春夏コレクションを発表した。ニューヨークファッションウィークでの新作発表は前シーズンに続き2回目。

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 ショーは前回と同じく「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」のマディソンアベニュー店で行われた。前回はベラ・ハディッド(Bella Hadid)など人気モデルらの出演で話題を集めたが、今回の出演モデルはアリエル・ニコルソン(Ariel Nicholson)1人。売り場スペースの一角をステージに見立て、モデルが黒子のようなフィッターたちによってステージ上で衣装チェンジを行いながら、7着のドレスが披露された。モデルはリボンがあしらわれたカラフルなオーガンザのラッフルドレスをまとい、優雅に舞ったり飛び跳ねたりするなど、ドラマチックなパフォーマンスでドレスの持つ世界観を表現した。

 小泉智貴は1988年生まれ。国内アーティストなどの衣装デザインを手掛けていたところ、大御所スタイリストのケイティ・グランド(Katie Grand)に見出されたのがきっかけで、2019年秋冬シーズンのニューヨークファッションウィークでデビュー。

続く今シーズンもグランドがスタイリングを担当したほか、パット・マクグラス(Pat McGrath)やグイド・パラウ(Guido Palau)など著名アーティストが再集結し、コーンヘアとグラマラスなメーキャップで、印象的なルックを完成させた。また、デザイナーのマーク・ジェイコブス(Marc Jacobs)はインスタグラムで「私たちの店でショーを行い、たくさんの喜びを広めてくれてありがとう」とコメントしている。

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