松屋が3月2日の今日、2月の売上速報を発表した。銀座店と浅草店の両店合計の売上高は、前年同月比(速報値)31.6%減となった。

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 各店の売上高の前年同月比は銀座店が32.4%減、浅草店は15.3%減だった。昨年よりも春節期間が10日間ほど前倒しになったことで、銀座店では前年に対して免税売上高が5%減となったほか、新型コロナウイルスの影響で主に中国人観光客による売上が大きく減少したことも起因し、インバウンド全体の売上高が前年に対して約7割減となったという。

 浅草店では、主力の食品カテゴリーである保存食品などが堅調に推移するも、銀座店同様に、新型コロナウイルスの影響で海外からの顧客で賑わうエリアの売上が減少したという。

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