スターバックス コーヒー ジャパンが3月23日、JR東日本が開業した高輪ゲートウェイ駅3階に新店舗を出店する。多様な働き方にフィットする新たな店舗空間「スマートラウンジ(SMART LOUNGE)」を日本で初めて導入し、多様なニーズや利用シーンに対応する。
店舗面積は185平方メートル。店舗デザインには木とグレイッシュな壁を採用し、建築家の隈研吾がデザインした高輪ゲートウェイ駅の木の温もりが感じられるようにデザインしたという。ビバレッジを提供するメインバーの天井部分は、高輪ゲートウェイ駅の建築設計からインスパイアされた折り紙のモチーフをイメージ。入り口は段差をなくし、駅と一体化するシームレスなつながりを意識した造りに仕上げる。
席数は43席を配置する。スマートラウンジでは6つの半個室席のほかに、JR東日本による駅ナカシェアオフィス事業の一環として、完全個室のブース型シェアオフィス「STATION BOOTH」を2台備え、テラス沿いに並ぶカウンターテーブルには仕切りを設けるなど、一人で集中して作業に打ち込むことができる空間を展開。
高輪ゲートウェイ駅は「グローバルゲートウェイ品川」をコンセプトに、2024年頃のまちびらきを予定しているエリアの核として、東京と世界をつなぐ玄関口となることを目指している。スターバックス コーヒー ジャパンとJR東日本グループは協業し、サステナブルな街のあり方や暮らし方、未来に関する実証実験やイベントを、店舗や駅、周辺エリアで展開していくという。