「Baccarat(バカラ)」が、作品展「Mains, je vous aime 愛すべき、職人たちの手」を国内で初公開する。職人の手元をAnne de Vandière(アンヌ・ドゥ・ヴァンディエール)が撮影した作品を4月19日~5月11日まで京都・無鄰菴(むりんあん)に展示。

「Baccarat」は創設250周年を迎える今年、作品展の公開はじめ、様々なアニバーサリー企画を展開している。




バカラの創設250周年企画の拡大画像を見る

 10年以上前から「手」をテーマに著名人のポートレートを発表しているAnne de Vandièreが作品展「Mains, je vous aime 愛すべき、職人たちの手」で被写体としたのは、フランス最優秀職人(M.O.F.)の称号を受ける「Baccarat」の職人の手。「Baccarat」のM.O.F.はフランス国内の企業では最多という22名で、Anne de Vandièreはロレーヌ地方・バカラ村の工場に滞在して、老舗メゾンを支える職人の手仕事を撮影した。



 「Baccarat」は創設250周年を記念して、デザインオフィスnendo(ネンド)が デザインした「アルクール チェスゲーム」や復刻版「サン クロック」などのアニバーサリー商品を発表。11月には、「クリスタルの箱」を彷彿とさせる「バカラ レジデンス&ホテル ニューヨーク」が5番街近くにオープンする。国内では今回の「Mains, je vous aime 愛すべき、職人たちの手」の公開の他にも、デザイナー森田恭通とコラボレーションした大型の新作シャンデリアを発表予定。

「Session of sparkle」をテーマにしており、恵比寿ガーデンプレイスに11月初旬から2015年1月初旬まで展示される。



■KYOTOGRAPHIE 国際写真フェスティバル「Mains, je vous aime 愛すべき、職人たちの手」
 期間:2014年4月19日~5月11日
 場所:京都・無鄰菴(むりんあん)
    京都府京都市左京区南禅寺草川町31番地