2020年に行われる東京オリンピック。その予選にあたる「IFSC COMBINED QUALIFIER TOULOUSE 2019」の女子決勝が12月1日、フランス・トゥールーズで行われ、伊藤ふたば(TEAM au)が優勝。
競技方式はオリンピックと同様、スピード、リード、ボルダリングの3種目の順位を掛け合わせたポイントの少ないものから順位を決めるコンバインド(複合)方式で行われ、伊藤は並み居る強豪を抑え王者の座に輝いた。16歳の森秋彩(茨城県山岳連盟)も5位入賞を果たしている。
男女日本人入賞者の代表権は未定
今大会での入賞者男女各6名にはオリンピック代表権が与えられるが、日本人選手の代表権獲得は未定のまま。国際スポーツクライミング連盟(以下、IFSC)の見解によると、日本はオリンピックの最大出場枠である2名の定員を満たしており、確定しているとの認識だという。代表の出場枠の解釈を巡っては、これまで代表入りの可能性が残る選考基準を定めていた日本山岳・スポーツクライミング協会(JMSCA)とIFSCとの間に食い違いが生じており、JMSCAがスポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴しIFSCと現在係争中。男子と同様、今回入賞した伊藤と森の代表権獲得は未確定の状態となっている。
今回 IFSCが発表した「東京五輪」出場権が与えられた選手は以下の通り。
ジュリア・シャノーディ(FRA)ミア・クランプル(SLO)ユリヤ・カプリナ(RUS)キーラ・コンディー(USA)ローラ・ロゴラ(ITA)ソン・イリン(CHN)「IFSC COMBINED QUALIFIER TOULOUSE 2019」女子結果
優勝:伊藤ふたば(TEAM au)
2位:ジュリア・シャノーディ(FRA)
3位:ミア・クランプル(SLO)
4位:ルチカ・ラコベッチ(SLO)
5位:森秋彩(茨城県山岳連盟)
6位:ユリヤ・カプリナ(RUS)
コンバインドとは
ボルダリング、リード、スピードの3種目を行い、各種目における順位を乗じたポイントが少ない選手から順位を決定する、クライミングにおける競技。オリンピックではこのフォーマットで競技が行われることとなる。
写真提供:Eddie Fowke/IFSC
文:金子修平



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