日経平均;39624.05;-225.09
TOPIX;2752.10;-20.93
[寄り付き概況]
13日の日経平均は225.09円安の39624.05円と5日ぶり反落して取引を開始した。前日12日の米国株式市場は下落。
今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことや、海外市場で米長期金利が上昇したことが東京市場の株価の重しとなった。また、今日は週末ということに加え、来週は17-18日に米連邦公開市場委員会(FOMC)、18-19日に日銀金融政策決定会合が控えており、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、外為市場で1ドル=152円60銭台と、円相場が引き続き円安・ドル高水準で推移していることが東京市場で輸出株などの支えとなったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された日銀短観(12月調査)で、大企業製造業の業況判断DIはプラス14と前回9月調査のプラス13から改善した。QUICKがまとめた民間予測の中央値はプラス12だった。3月までの先行きはプラス13(今回差マイナス1)となった。
セクター別では、ゴム製品、サービス業、化学、輸送用機器、電気機器などが値下がり率上位、電気・ガス業、パルプ・紙、不動産業、海運業、保険業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、リクルートHD<6098>、ソニーG<6758>、第一三共<4568>、IHI<7013>、花王<4452>、三菱電<6503>、サンリオ<8136>、川崎重<7012>、東エレク<8035>、大塚HD<4578>、三菱重<7011>、信越化<4063>、トヨタ<7203>などが下落。他方、アドバンテスト<6857>、フジクラ<5803>、三井不<8801>、MS&AD<8725>などが上昇している。