(13時30分現在)

S&P500先物      4,967.00(-13.25)
ナスダック100先物  17,682.00(-50.75)

米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は90ドル安。長期金利は底堅く、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ

2日の主要3指数は続伸。
序盤から上げ幅拡大の展開となり、ダウは134ドル高の38654ドルで取引を終えS&Pとともに過去最高値を更新した。注目された雇用統計は市場予想を上回り連邦準備制度理事会(FRB)による早期利下げ期待は後退し、長期金利を押し上げた。しかし、前日引け後に発表されたメタ・プラットフォームズやアマゾン、アップルなどの好決算を背景にハイテク関連への買いが優勢となり、相場をけん引した。

本日は下げ渋りか。次回3月開催の連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ開始はさらに遠のき、売り先行となりそうだ。今晩発表のISM非製造業景況指数も前回を上回ると予想され、金利高を手がかりにハイテク関連への売りが優勢に。
一方、決算発表ではキャタピラーやマクドナルドなど指数への寄与度の高い銘柄が注目され、堅調なら相場を支える見通し。もっとも、利益確定や持ち高調整の売りが、指数の戻りを抑えるとみる。