*08:44JST 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆対円レートは122円近辺でもみ合う状態が続く見通し
ユーロ・ドルは、1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、1.2537ドル(2018/01/25)まで上昇。ユーロ・円は、英国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決定し、一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。
その後114円85銭(2017/04/17)から137円50銭(2018/2/2)まで買われた。欧州中央銀行(ECB)による拡張的な金融政策は長期間維持される可能性は高いが、米国金利の見通しは不透明であり、ユーロ圏との金利差拡大の可能性は高まっていないとみられる。ドル・円相場に大きな動きがない場合、ユーロの対円レートは122円近辺でもみ合う状態が続くとみられる。

【ユーロ売り要因】
・ユーロ圏の景況感はさえない状態が続く可能性
・英国のEU離脱を巡る情勢は不透明
・欧州中央銀行(ECB)は緩和的な金融政策を長期間維持する構え

【ユーロ買い要因】
・米国の金利見通しは不透明
・欧州からの輸入自動車への関税導入判断を6カ月先送り
・英国のEU離脱期限は10月31日に再延期される


《CS》