4日のマザーズ先物は前日比22.0pt安の980.0ptと大幅に続落して終了した。高値1014.0pt、安値は969.0pt。
本日のマザーズ先物は、利食い売りが優勢だった。景気回復期待などを映して前日の米株市場では、NYダウが約3カ月ぶりに26000ドル台を突破し、円相場も1ドル=109円台目前まで円安が進むなど良好な外部環境から今朝の取引はスタートした。マザーズ先物も買いが先行し、前日比12.0pt高の1014.0ptと反発して始まった。ただ、ナイトセッションの高値(1015.0pt)を上回れなかったことなどから、次第に上値の重さが意識され、直近の株価上昇に対する懸念もあり、利益確定売りが増加した。現物市場でもメルカリ、フリーなど指数インパクトの大きい主力株中心に下落する銘柄が目立ったこともマザーズ先物安につながったとみられる。
《FA》