営業収益を収益区分別にみると、OTA事業が26.45億円(前年同期比46.6%増)、観光IT事業が5.55億円(同31.3%増)となった。
利益は、収益獲得・認知度向上のための広告宣伝強化を進めたことを受け、コストの水準が中間期同様、増加傾向にある。加えて、未だ日本人の海外渡航者の数がコロナ禍以前の水準には至っていないことや為替差損の影響などがあった。
2024年12月期通期の連結業績予想については、同日、業績予想の修正を発表した。売上高が前期比34.5%増(前回予想比23.1%減)の42.00億円、営業損失が3.18億円(前回予想は3.50億円の利益)、経常損失が4.18億円(同3.40億円の利益)、親会社株主に帰属する当期純損失が4.50億円(同2.64億円の利益)としている。