参考として発表した両社の前第3四半期連結累計期間の連結経営成績を合算した数値との比較では、売上高は1.1%の増収、営業利益・経常利益はそれぞれ21.7%、13.9%の増益となっている。また、2024年3月期に計上した負ののれんの発生益を除くと親会社株主に帰属する当期純利益は、微増益となっている。
自動車・産業機械部品事業の売上高は970.04億円(前年同期比29.4%増)、セグメント利益は75.06億円(前年同期比62.5%増)となった。
配管・建設機材事業の売上高は140.11億円(前年同期比6.4%増)、セグメント利益は9.17億円(前年同期比149.6%増)となった。
その他の売上高は184.72億円(前年同期比72.8%増)、セグメント利益は12.39億円(前年同期比16.3%増)となった。
2025年3月期の通期連結業績予想については、同日、上方修正を発表した。売上高は前期比23.4%増(前回予想と変わらず)の1,710.00億円、営業利益は同31.2%増(前回予想比10.6%増)の115.00億円、経常利益は同20.3%増(同10.2%増)の140.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同67.7%減(同6.3%増)の85.00億円としている。但し、2024年3月期に計上した負ののれんの発生益を除くと親会社株主に帰属する当期純利益は、同2億円の減益となっている。
また、同日、2025年3月期の期末配当予想について、前回から10.00円増配の85.00円とすることを発表した。これにより、年間配当予想も120.00円から10.00円増配の130.00円(前期比60.00円増配)となる。