先週の軟調地合いを次ぐ流れ。
業種別では、ハイテクの下げが目立つ。携帯電話端末メーカーの上海龍旗科技(603341/SH)が7.2%安、精密金属加工の昆山科森科技(603626/SH)が6.0%安、モバイル端末ODM(相手先ブランドによる設計・生産)の華勤技術(603296/SH)が5.2%安、ソフトウエア開発の南威軟件(603636/SH)が5.1%安、スーパーコンピューター世界大手の曙光信息産業(603019/SH)が1.8%安、フラッシュメモリー中国大手の北京兆易創新科技(603986/SH)が1.7%安で引けた。
酒造・食品、小売など消費株も安い。山西杏花村フェン酒(600809/SH)が3.3%、四川水井坊(600779/SH)が2.1%、仏山市海天調味食品(603288/SH)が1.5%、内蒙古伊利実業集団(600887/SH)が1.3%、永輝超市(601933/SH)が3.8%ずつ下落した。
半面、軍事工業株はしっかり。軍用電子機器の中国海防(600764/SH)が2.1%、衛星・ロケット用システムの航天時代電子(600879/SH)が1.9%、弾薬・ロケットの長城軍工(601606/SH)が0.9%、航空用エンジンメーカーの中航動力(600893/SH)が0.7%ずつ上昇した。素材株、通信株も買われている。
一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.97ポイント(0.76%)高の262.55ポイント、深センB株指数が11.89ポイント(0.99%)高の1211.33ポイントで終了した。
亜州リサーチ(株)