アウトドアシーンで欠かせないのが、よく冷えた飲み物や食べ物。
ダイワのクーラーボックスなら、暑い季節になってもしっかり冷えた状態をキープしてくれますよ。
そして釣りから帰宅する際には、釣れた獲物の鮮度を保ったまま持ち帰ることができます。
ここでは、ダイワのクーラーボックスの特徴や、おすすめ機種をご紹介しましょう。
ダイワのクーラーボックスとは
ダイワのクーラーボックスとは、釣具メーカーが実用的なスペックにこだわって製作している持ち運び便利な冷蔵用ボックスのことです。
さまざまな形状・サイズ・カラーがラインナップされていますよ。
その中で注目したいのが、各機種に配られている品番です。
これって何を意味しているのでしょう?
順番に見ていくと、ZSSやSUといった文字があり、実は断熱材の種類を表しています。
次に並んでいるのが、数字。
600と書いてあれば6リットル、2700なら27リットルという内部容量なのです。
言われてみれば、なるほど!と気づくものばかりですね。
さて、ダイワのクーラーボックスに使われている断熱材ですが、その種類は多岐に渡っていて、それぞれ保冷力が異なるように設定されています。
めっちゃ冷えるものや、さほど冷えずともウエイトの軽いもの等々。
ユーザーの要望に、事細かく対応できるように種類を増やしているわけです。
例えば、断熱材の真空パネル。
これは外気の熱さを伝えにくい特徴を持っていて、保冷力に優れています。
しかしながら、とても重くなってしまうのです。
そこで注目されるのが、軽くて持ち運び便利な、発泡スチロール。
保冷力が低めとはいえ、すぐに氷が解けてなくなるわけではありませんから、使い勝手はいいかもしれませんよ。
具体的に詳しく見てみると、ZSSやVSS表記のものには、真空パネルが6面にも使われているので、外気の熱が伝わりにくく保冷力がイチバン優れています。
真空パネルが一部に使われているのがSUで、保冷力に差を付けていますよ。
GUやSまで来ると、真空パネルが装着されていません。
そのために保冷力は低くなってしまいますが、クーラーボックスの販売価格が安くなるというメリットがあります。
ダイワのクーラーボックスに設定されているKEEP値とは
ダイワのクーラーボックスには、KEEPという値が表示されています。
外気40℃の状態を作り上げて、クーラーボックスの本体容量の25パーセント分の氷を入れているシチュエーションを想像してください。
その条件下で、氷が解けて無くなってしまうまでの時間を表しているのが、KEEP値です。
具体的には、KEEP値60のダイワのクーラーボックスなら、上記の氷は約60時間で解けてしまうということになります。
どれくらい氷が持ってくれるのか?を知りたいなら、KEEP値を参考にするといいでしょう。
ただし、あくまでも目安ですから、環境が変われば氷の保存状態も変わると認識してくださいね。
ダイワのクーラーボックスに付いているさまざまな便利機能をチェック!
ダイワのクーラーボックスには、さまざまな機能が付加されています。
単によく冷えるだけではないのです。
例えば、2方向どちらからでも開閉可能な、ジョイントロック構造の上フタが付いていますよ。
それから小物類を整理するのに便利なトレーを内蔵していて、底面には滑り止めラバー・ふんばるマンが装着されています。
上から座って休めるタイプがあるのも、心強いですよね。
キャスターとロングハンドルの付いたキャリータイプも、釣り場を移動するのに便利でしょう。

ダイワのクーラーボックスからおすすめの機種を選んでみた!
それではダイワのクーラーボックスの中から、おすすめの機種を取り上げてみましょう。
グレードによってスペックに差が設けられいて、そこでもサイズやカラー・保冷力を選べるようになっています。
選択肢と品番が飛び交うので、最初は戸惑ってしまうかもしれませんが、自分の釣りスタイルにマッチしたものをじっくり見つけ出せばいいでしょう。

ダイワ(DAIWA) クーラーボックス クールライン S600X ホワイト 釣り
ダイワの人気クーラーボックス・クールラインシリーズの6リットルタイプです。
小型で軽量ですから、どんな釣りにも持って行ける手軽さが備わっていますよ。
自重は1.5キロとかなり軽めで、容量は6リットルありますから、飲み物や食べ物は結構入りますよ。
一人分なら余裕ですし、カヌーで同船する相手の分くらいなら収納できてしまうでしょう。
内寸は15×23×17センチ、外寸は23×31×23センチとコンパクトな設計。
カラーはベーシックなホワイトで、断熱材はスーパースチロールを採用しています。
実際に使ってみると、とにかく軽くて持ち運びがラクチン。
中に氷や飲み物・食べ物を詰め込んでも、大して重くはなりません。
手軽に釣りに出かけたい人に、ベストマッチなクーラーボックスといえるでしょう。
釣り以外のアウトドアイベントにも、しっかり使えそうですよね。
実売価格は4千円台と、とても安い価格帯に設定されています。
防波堤でサビキ釣りや穴釣りをする際に、獲物を持ち帰るのにも重宝するでしょう。
冬のワカサギ釣りにも使ってみたいですね。

ダイワ(DAIWA) クーラーボックス ライトトランクα S3200 ブルー 釣り
ダイワの大容量クーラーボックスです。
32リットルもの容量を誇っているので、大量の魚を持ち帰ることができますよ。
体長55センチぐらいまでなら、折り曲げずに収納できるでしょう。
本体ウエイトは、4.6キロと軽めに作られているのがいいですね。
内寸は22×56.5×24.5センチ、外寸は31.5×69×34センチに作られています。
断熱材には、スチロールが使われていますから、飛び切り冷えて超長持ちするタイプではありません。
とはいえ、KEEP値は76に達しているので、保冷力は高めといえるでしょう。
その他ロングハンドルが付いていますし、水抜き用水栓や滑り防止のふんばるマン、スノコも付属しています。
実際に使ってみると、かなりモノが入るので、大人数でアウトドアイベントするときなどに重宝しますよ。
実売価格は1万円台と、コスパ優秀な価格設定になっています。
この容量タイプが1台あれば、さまざまな釣りに出かけられそうですよね。

ダイワ トランクマスターHD2 SU6000 ガンメタ 60l
ダイワのかなり大き目なクーラーボックスです。
80センチクラスの青物が釣れても、そのままの姿でドンッ!と入れることができますよ。
オフショアゲームを楽しみたい人なら、船上に持ち込みたいクーラーボックスですね。
容量は、なんと60リットルもあります。
自重は10.1キロと重めで、内寸は29×85×23.5センチ、外寸は41.5×102.5×33.5センチに設定されています。
注目の断熱材には、真空パネルを底1面にスチロールを設置、保冷力はKEEP値なんと110を叩き出していますよ。
ハンドル付きで持ち運びが楽ですし、水栓や静音タイプのキャスター・ふんばるマン・スノコが、標準で装備されています。
実際にボートデッキへ持ち込んでみると、ブリやカンパチ・タチウオなどの長寸モノを釣り上げたときに、とても便利です。
活き〆してからクーラーボックスに放り込んでおくだけで、鮮度の高い状態で維持されますよ。
実売価格は4万円台と、やや高めの価格設定ですが、ハイスペックで魚の保存状態もいいなら、納得できる価格ではないでしょうか。
飲み物や食べ物を入れておく、小型のクーラーボックスと併用すると、より一層釣りを楽しめますよ。
ダイワのクーラーボックスを上手く活用して釣りを楽しもう!
ダイワのクーラーボックスの特徴やスペック、おすすめの機種を取り上げてみましたが、いかがでしたか?
毎年新しい機能の付いたニューモデルがリリースされますから、期待しつつメーカーカタログに目を通す人が多いのではないでしょうか。
気になったクーラーボックスを見つけたら、釣具店へ出向いて実際に触ってみてくださいね。
手に持ってウエイトを確認したり、付属スペックの使い勝手をチェックしたら、購入を検討しましょう!
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