冬の磯場や波消しブロック周りには、カサゴやソイ・アイナメ・アコウなどのロックフィッシュが集まっています。

特にカサゴは産卵を控えているので、体格が大きく、接岸してくる個体数も多いでしょう。



ダイワのシャッドテール系ワーム・HRFガブリシャッドなら、効率よくロックフィッシュを誘ってバイトに持ち込むことができます。

その特徴や実釣インプレについて、詳しくご紹介しましょう。

HRFガブリシャッドとは

HRFガブリシャッドとは、ダイワから発売中のロックフィッシュゲーム用ワームのことです。

カテゴリーは、シャッドテール系に含まれるでしょう。

サイズ設定は、3種類用意されていて、2.9inch・3.5inch・4.2inchの中から選べるようになっています。

釣り場のシチュエーションに合わせて使い分けることになるので、各サイズ別に使ってみた実釣インプレをご紹介します。

まずは、最も小さなサイズの2.9inchタイプから。

2.9inchタイプは、ひと口に吸い込みやすいボリューム感に作られていて、大小どちらのロックフィッシュも反応してくるでしょう。

マッチするオフセットフックは、1番から2/0番まで。

ジグヘッドなら、4番から2番までがちょうど合います。

ロックフィッシュは、どれも口が大きいので、この最小サイズならカンタンに口に吸い込んでくれるはずです。

実際にジグヘッドに装着して、防波堤周りでキャストしてみました。

防波堤には基礎の部分があり、完全に海に水没しています。



大きめの岩やコンクリートブロックが敷き詰められているケースが多く、その隙間にロックフィッシュたちが潜んでいます。

あまり大きなワームリグだと、隙間や凹みに入りづらいので、2.9inchタイプでタイトに攻めてみました。

岩の隙間に入った瞬間、ガツッ!とバイトしてくることがあり、ロックフィッシュの数釣りが楽しめました。

ただし、ジグヘッドリグのままでは根掛かりトラブルが多発してしまいます。

そこで用いるのが、テキサスリグやフリーリグです。

オフセットフックを用いるので、ハリ先はワームのスリットに隠すことができます。

ロックフィッシュが噛み付いてきたら、ハリ先は飛び出して刺さりやすくなるので心配は要りません。

HRFガブリシャッドでロックフィッシュを釣り上げたい!実釣イ...の画像はこちら >>

出典:ダイワ

HRFガブリシャッドの3.5inchタイプを実釣インプレ!

HRFガブリシャッドの3.5inchタイプを、実釣で試してみました。

やや大振りなボリュームなので、釣れるロックフィッシュのサイズもアップします。

ジグヘッドリグやテキサスリグ・フリーリグの他に、ネコリグやダウンショットリグとの相性もバツグン。

ボディ素材に練り込まれているアミノXが、広範囲からロックフィッシュを呼び寄せるのに効いているでしょう。

にんにくやエビも配合されていので、一度食い付いたらカンタンには離れないはずです。

噛み込みのチカラが強ければ強いほど、ハリ先が飛び出しやすく、フッキングの効率も上がるでしょう。



ジグヘッドの代わりに、ラバージグやチャターベイトを用いて、トレーラーとして使ってみるのも効果的です。

4.2inchタイプのHRFガブリシャッドはネイルシンカーを活用したリグで活用しよう!

HRFガブリシャッドの最も大きなサイズは、4.2inchタイプです。

おすすめのリグは、頭部からネイルシンカーを刺し込んでからオフセットフックのみを装着する、イタリアリグです。

このままキャストするので、水平姿勢に近い状態でボトムまで沈もうとします。

着底してからは根掛かりしにくく、複雑な地形変化のポイントでも、丁寧にトレースしながら無事回収することができます。

初めての釣り場で最初にキャストするのに向いていますし、かなり複雑な地形変化を攻める際にも有効でしょう。

HRFガブリシャッドでロックフィッシュを釣り上げたい!実釣インプレ特集
ワームのアップ写真

出典:ダイワ

HRFガブリシャッドをキャストして操作するのにおすすめのロッドを選んでみた!

HRFガブリシャッドをキャストして地形変化をトレースするのに向いている、おすすめのロッドをご紹介しましょう。

ベイトロッドのほうが、太いラインを使えるので根ズレに強く、糸ヨレトラブルも抑えられるでしょう。

HRFガブリシャッドでロックフィッシュを釣り上げたい!実釣インプレ特集

ダイワ(DAIWA) 21 HRF AIR 610ML/MB・N

ダイワから発売中のHRFシリーズの中から、ML/Mパワーブランクスのベイトロッドを選んでみました。

全長は2.08mで継数は2本。

仕舞寸法は、108cmと短くなります。

ウエイトは107gで、先径/元径は1.8/11.3mm。

適合するルアーウエイトは5gから30gまで。

適合するラインは、モノフィラメントラインなら最大20lbまで、PEラインなら最大2.0号まで使えます。



ブランクスのカーボン素材含有率は、99%です。

実売価格は2万円台と、コスパ優秀な価格帯に収まっています。

HRFガブリシャッドを駆使して大型ロックフィッシュを釣り上げよう!

HRFガブリシャッドの特徴や使い方・実釣インプレ、おすすめのロッドをご紹介しましたが、いかがでしたか?

ハオコゼなどの毒を持った魚が釣れてしまうこともあるので、素手で触れるのは魚の種類が判明してからにしましょう。

ダイワ公式サイト

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