(turk_stock_photographer/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)近日、韓国・仁川(ニチョン)の住民から「水道から出した水に小さな虫がいる」という通報が相次ぎ、波紋を呼んでいます。

当初は仁川近郊のみのトラブルかと思いきや、現在ソウルにも被害が及んでいるとのことで韓国ではミネラルウォーターが品薄になっていると報道されました。



■黒い斑点の正体

仁川に住む女性は、現地メディアの取材に対し「赤ちゃんをお風呂に入れようと思ってタライに水をためたら、何か黒い点が浮いてるのを見つけました」と証言。手に掬ってみると、動いている虫であることに気づいたそうです。

翌日彼女はトイレの中にも虫が浮いているのを発見。「水道からやられてるってことですよね。絶対知らずに飲んじゃった…気持ち悪いです」とコメントしました。


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■生活を蝕む

このほかにも仁川近郊に住む人々から「口に入った可能性が高いなら怖い」「髪を洗ってる最中黒いものが落ちるのが見えた。髪の毛かと思ってたら虫だった」「お皿を洗っていたら虫を見つけてしまった…」といった証言が相次ぎました。

取り急ぎ当局が調査を行ったところ、これらは蚊の幼虫であることがわかっています。


■ミネラルウォーターが買い占められる事態に

水道局のろ過が不十分だったのか、はたまた消毒しきれていなかったのか…現在に至るまで虫が発生した理由は判明していません。

ですが、被害は仁川から首都・ソウルにまで広がっていることから韓国ではミネラルウォーターが品薄状態に。各家庭が警戒し、買い占めが行われているんだそうです。

仁川のスーパーでは入荷未定となっている所も見受けられました。


■飲食店も被害に…

その他にも飲食店に「ミネラルウオーターを使って調理していますか?」といった問い合わせが殺到するなど、新型コロナウイルスとはまた別の”異常事態”が発生している韓国。

このままでは、手も安心して洗えません。

早急に原因の解明、及び改善が求められています。


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(文/fumumu編集部・AKO