Googleも出資している中国のテクノロジー企業Mobvoiが世界40か国以上で展開するウェアラブルデバイスブランド「TicWatch
エントリーモデルからハイエンドモデルまでさまざまな製品が高コスパで販売されています。
特にGoogleとのパートナーシップの影響か、Wear OSを搭載したスマートウォッチが手に取りやすい価格設定になっているのが嬉しいですよね。
そんなTicWatchから、2023年5月25日(木)に最新スマートウォッチ「TicWatch Pro 5」が発表されました!
ありがたいことにfunglr Games編集部は発売前の「TicWatch Pro 5」を触る機会をいただきましたので、外観や各機能を紹介していきます!


Mobvoi最新ハイエンドモデル「TicWatch Pro 5」

さっそく開封!
同じTicWatchシリーズの「TicWatch Pro 3 Ultra GPS」や「TicWatch E3」「TicWatch GTH」は正方形の外箱でしたが、今回の「TicWatch Pro 5」は長方形です。


外箱の裏には安定の「Wear OS by Google」をはじめ・・・


  • Snapdragon W5+ Gen1 Wearable Platform
  • Rotating Crown Navigation
  • Dual Display with Interactive and Customizable Ultra-low-power Display
  • Long Battery Life
  • Fast Charge
  • MIL-STD-810H
  • 5ATM Water Resistant and Open Water Swim Suitable
  • Built-in Compass, GPS and Barometer
  • One Tap Measurement of Multiple Health Metrics
  • Recovery Time and VO2 Max
  • 100+ Professional Workout Modes
  • 1000+ Watch Faces

・・・といった記載があります。
要するに


  • 次世代プロセッサ「Snapdragon W5+ Gen1」搭載で動作サクサク&バッテリー長持ち
  • 本体横のクラウンで各種操作が可能
  • 消費電力が異なる2層のディスプレイによってパフォーマンスを最適化
  • 大容量バッテリー&高速充電
  • ミリタリーグレードMIL-STD-810H(高温・低音・防水・防塵・振動・衝撃などのテストにクリア)
  • 5ATM(気圧防水)で水泳にも対応
  • コンパス、GPS、気圧計を内蔵
  • ワンタップでヘルスチェック
  • 100以上のワークアウトモード
  • 1,000以上のウォッチフェイス

・・・という感じですね。
ぼくのかんがえたさいきょうの!みたいなスペックです。


それではスルスルーっと開封。


パカッ!
こんにちは!


黒い本体、黒いバンド、黒いバックルがシビれますね。
メタリックなベゼルが高級感を演出しています。


内容物は


  • TicWatch Pro 5本体
  • 充電ケーブル
  • クイックガイド
  • 取り扱い説明書
  • TicWatchカード

と無駄がありません。


いつまでも狭いパッケージの中はかわいそうなので、取り出します。


ひたすら黒を基調としているTicWatch Pro 5ですが、ベゼルがメタリックなので引き締まった印象を受けますね。


本体の裏には心拍数や血中濃度などありとあらゆる数値を記録するセンサーを搭載。
人類の英知が、ここに。



ついでにCEマークとUKCAマークもあります。


画面に向かって右側面に電源ボタンとクラウンが設置されています
クラウンを回転させることで、画面を触らなくても一定の操作が可能という設計です。


電源ボタンを長押しして起動!
TicWatch!


Wear OS by Google!


言語は日本語で。


TicWatch Pro 5とスマートフォンを近づけてね~という指示があったので近づけます。
Bluetoothをオンにしていると自動認識して・・・


スマートフォンにポップアップが!
素直にGoogle Playにアクセスします。


アプリ「Mobvoi Health」をインストールします。
執筆時点ではTicWatch Pro 5のみと互換性があるようです。
「Mobvoi Health」という名前なので、今後は対応デバイスを拡大していくのでしょうか?


スマートウォッチの近くでインストールしたのでペアリングはバッチリ。
PINコードが合っていることを確認してセットアップを進めます。


2~3分で初期セットアップが終了しました。


初回起動のお決まり「チュートリアル」ですが、早く使いたい一心でバツを選択・・・!



設定→全般→チュートリアルを開始」からいつでも確認できるので、時間があるときに見ておきましょう。
まずは触らせて!!


キター!
デフォルトのウォッチフェイス「Color Run」では・・・


  • バッテリー残量
  • 心拍数
  • 消費カロリー
  • 移動距離・時間
  • 日の入・日の出
  • 日付・時間
  • コンパス
  • 血中酸素濃度
  • 気圧
  • 歩数

・・・が確認できます!
1画面でモリモリ機能です。


ウォッチフェイスはデフォルトで41種類が内蔵。
さらにWear OS デバイス用のウォッチフェイスアプリ「TimeShow」を通して1,000種類以上の中からデザインを変更可能です。


ちなみにこちらは消費電力を極限まで抑えたエッセンシャルモード。
この状態だとバッテリーは約80時間駆動するようです。


画面を下から上にスワイプするかクラウンを奥に回すと、届いている通知が一覧で確認できます。
ブラウザやアプリ通知の場合はスマートフォン側で起動させるという指示も可能です。


画面を上から下にスワイプまたはクラウンを手前に回すと、各種設定ボタンが出てきます。
物理的に操作できるのが快適なのでとても良いです。
画面を触るのは最小限にしたいという筆者のようなタイプにピッタリ。


装着するとこんな感じ。
サイズは50.15mm × 48mm × 12.2mmです。
「TicWatch Pro 3 Ultra GPS」は47mm × 48mm × 12.3mmなので少しだけ大きくなりました。


2023年5月24日(水)に撮影した様子です。
この日の東京は1日を通して快晴でしたが、直射日光を浴びながら画面を確認してもしっかり表示が見えますね。



ベゼルが光ってカッコイイ。


仲間を少しでも怪しいと感じたらTicWatch Pro 5を見せ合う。
これから何が起こっても左手のこれが仲間の印だ。


TicWatch Pro 5のウリのひとつである大容量バッテリー&高速充電。
充電は専用ケーブルでUSB Type-Aから行います。


マグネット式なので・・・


スチャッ!


バイブレーションとともに充電時のUIへ移行します。


充電スタート!
バッテリー残量が小数点第2位まで表示されてリアルタイムで更新、みるみるうちに充電されていきます。



30分間で約65%の充電」という公式発表がありましたが、実際に充電してみても30分で62%の充電ができました!
ノートパソコンのUSBからUSBハブ経由で充電してこの実測値であれば十分スペック通りですね。
もちろんバッテリーの持ちは使い方や環境で異なります。



色々と触ってみましたが、心拍数の計測方法をデフォルトの「10分に1回計測」から「1秒ごとに計測」にすると、露骨にバッテリーの減りが早くなった気がします。
とはいえリアルタイム計測も身体モニタリングにおいて助かる機能なので、うまく使い分けていきたいですね。


最新のWear OSとチップで駆動するTicWatch Pro 5

編集部内にはApple Watchユーザーが多いので自慢しにいきました。
ベゼルがあるぶん重厚感がありますね。
しっかり“腕時計”を付けている感じがします。



TicWatch Pro 5は2023年5月25日(木)からAmazon.co.jpや楽天市場などで販売中!
体験できたのはごく一部の機能だけなので、これから毎日TicWatch Pro 5と寝食をともにしたいと思います!


製品概要名称TicWatch Pro 5発売日2023年5月25日(木)価格49,999円(税込)サイズ50.15mm × 48mm × 12.2mm重量44.35gカラーブラックケース材質ステンレス、7000シリーズアルミニウム、高強度ナイロン、グラスファイバーディスプレー材質指紋防止加工ゴリラガラス(米コーニング社製)バンド材質固形シリカゲル(交換可能) 24mm搭載OSWear OS by Google対応デバイスAndroid 8.0以上 (※iOS非対応)チップセットSnapdragon W5+Gen1ウェアラブルプラットフォームメモリRAM: 2GB / ROM: 32GBディスプレイ1.43インチ(466× 466) 326ppi
AMOLED(有機EL) + 超低消費電力ディスプレイ(FSTN液晶)の二層式ディスプレイ通信方式Bluetooth 5.2、Wi-Fi 2.4GHz 802.11b/g/n衛星測位GPS(アメリカ)、GLONASS(ロシア)、Galileo(EU)、BeiDou(中国)、QZSS(日本)スピーカー有マイク有バイブレーター有センサー加速度計、ジャイロセンサー、HD PPG心拍センサー、SpO2センサー、皮膚温度センサー、低遅延オフボディセンサー、気圧計、コンパスバッテリー容量628mAh耐久性5ATM、オープンウォータースイミング対応 / MIL-STD-810H© 2023 HK SMARTMV LIMITED. All rights reserved.
編集部おすすめ