2023年度後期のNHK連続テレビ小説「ブギウギ」のヒロインを務めた女優の趣里(34)が結婚をめぐって、父親の水谷豊(72)とひと悶着しているという。


 5月5日配信の「文春オンライン」などによると、趣里と結婚予定の相手は7人組ダンス&ボーカルグループ「BE:FIRST」メンバーのRYOKIこと三山凌輝(26)。

三山は2022年12月、人気ユーチューバーでアパレル会社社長のRちゃん(28)と1年間の交際を経て婚約したが、それをほごにした結婚詐欺疑惑が4月24日発売の「週刊文春」に報じられた。Rちゃんは計1億円を貢いだと、ユーチューバーのヒカルの動画で語っていた。三山との結婚の予定が狂ったこともあって趣里が動揺し、水谷を心配させているのではないかというのである。


「水谷さんが企画した写真展が4月25日に六本木でスタートし、初日に会場で挨拶されていたのですが、なぜか浮かぬ表情でした。その時は理由が分かりませんでしたが、今回の報道で、ひょっとしたら趣里さんのことが引っ掛かっていたのではないかと合点がいきました。前日に週刊文春が発売されましたからね。三上のヤンチャ過ぎる行動には所属事務所もさすがに手を焼いているようですし、趣里を幼い頃から溺愛し、手塩にかけて育ててきた水谷さんからすると、どうしてまた、そんな男と……と頭を抱えたくもなるでしょう」(芸能関係者)



溺愛する箱入り娘の芸能界入りに反対していた水谷豊

 趣里は父が水谷豊、母が元キャンディーズの伊藤蘭(70)という2世タレント。本人はそのことを隠し、「ブギウギ」では2471人ものオーディションを勝ち抜いてヒロインの座を射止めたことで知られる。努力と実力には定評があるが、実は水谷はそんな娘の芸能界入りすら反対だったという。2023年の「婦人公論」のインタビューでこうコメントしている。


「本音を言うと、趣里には芸能界に入ってほしくなかった。だってこの世界、どんな男がいるかわからないし」


 箱入り娘が社会経験や恋愛経験の少なさから、悪い男に引っ掛かってしまうというのは、世の常。

有象無象、海千山千のやからが跋扈する芸能界に入ったら餌食にされてしまうと水谷は懸念していたのかもしれない。そして、その悪い予感が的中してしまったということか。


 芸能リポーターの小柳美江さんが言う。


「水谷さんが結婚に反対されているとしても、そのお気持ちは分かる気がします。趣里さんのお気持ちを尊重したくても、父親として見ていられないのかもしれませんね。趣里さんが2012年に若手俳優の田島優成さん(37)と交際を報じられた時も最終的に水谷さんが反対したとされています。田島さんが舞台を寝坊してすっぽかし、公演中止になる騒動があり、危ういと判断したのでしょう。彼のマンションで同棲していた趣里さんを家に連れ戻したと伝えられました」


 箱入り娘といえば、モデルでタレントの梅宮アンナ(52)が羽賀研二(63)と交際していた当時、今は亡きアンナの父・梅宮辰夫が羽賀を「稀代のワル」と言って反対した例がある。今回の水谷ファミリーの構図はそれを彷彿とさせるという向きもある。


 せっかくのおめでたい話にもかかわらず、当事者たちはとてもブギウギする状況にはないようだ。
 
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