24日、大阪市内で開催された「ボクシング・IBF世界フェザー級タイトルマッチ」のリング上に、元タレントの島田紳助氏(69)がサプライズ登場し、会場がザワついた。
同級1位の亀田和毅(33)が、王者のアンジェロ・レオ(30=米国)に挑戦するメーンイベントの前に、兄の興毅氏(38)が「2人の恩人をリングに呼びたいなと思っております」と、島田氏とABEMAを運営するサイバーエージェントの藤田晋社長(52)を紹介。
一方、和毅へ激励を求められた島田氏も「いま、興毅が泣いている姿を見て、(リングの)下で思わずもらい泣きしてました。きょう、亀田家最終章。絶対に来なあかんと思って立ち会わせてもらいます。最後まで感動させてください」と語っていたが、実は公の場での姿を見せるのは約13年ぶりとなる。
島田氏は、2011年8月に暴力団関係者との違法交際が報じられて引退。23年1月にも亀田氏の興行に顔を出しているが、リングインしABEMA中継で配信されるのは初めてだ。ネットでは、《太ったが70歳近くに見えない》《めっちゃ若い》などと驚きの声とともに《今さらノコノコ出てくるのは復帰したいということがミエミエなんですけど》《なぜこのタイミングだったのでしょうか。復帰への布石なのか》《芸能界に復帰してほしい》などと、復帰論が話題になっている。
■現役時代と変わらない姿に“復帰論”が……
島田氏を巡っては23日にも格闘家の皇治(36)が自身のXで「叔父ちゃん的存在、紳助さんとゴルフ 楽しかったやん」とゴルフ場でのツーショットをアップしていたばかりだからだ。
「肌艶もよく健康的な姿で喋りも現役時代から変わらない。それだけにダウンタウンの松本人志や中居正広氏などMCの中心にいたタレントらが不祥事で相次いで表舞台から姿を消したタイミングと重なったこともあって、テレビ界復帰に関心を寄せているのかとも囁かれました。
島田氏は引退後も週刊誌のインタビューや歌手のmisono、タレントの上地雄輔や宮迫博之のYouTube番組、親交のあるタレントのインスタグラムなどに登場していたことから、関係の深い亀田氏の興行に顔を出したのは自然な流れと言えそうだ。
「とはいえ、観客や配信を見ているネットユーザーの前でマイクを握って話したのは異例でしょう。藤田社長とともにリングに上っていることもありますし、今回の縁でABEMAの番組に出演する可能性はあるのでは……。地上波とは異なって、ネット配信番組は不祥事タレントたちの復帰の場として活用されていますから」(前出・週刊誌記者)
もっとも、引退を機に大阪の大豪邸から沖縄、ハワイ・オアフ島への移住も報じられた島田氏。23年7月にはお笑いコンビ「トミーズ」雅(65)がバラエティー番組で、数十億とも報じられた不動産や飲食店経営による資産について、「100億円。数百億。数十億ちゃうよ」と“否定”していたほど。来年には70歳を迎え、今さら稼ぐ必要はなさそうだが…。
「18年の週刊誌インタビューでは『収入はない』と答えていますし、タレントのYouTubeにもギャラなどは貰っていないとのこと。現役時代からの貯蓄と不動産収入などで、“隠居生活”していると報じられていますから、今後も親交のあるタレントの頼みなら“付き合い”で公的な場に出るのでしょう。ただ、島田氏も過去にタレントのマリエに“枕営業疑惑”を告発されています。真偽は不明ながら、今芸能界に完全復帰したところでスキャンダルは掘り返される。
とはいえ、今後の動向は気になるところだ。
◇ ◇ ◇
松本人志はどうなるか?●関連記事【こちらも読む】松本人志が消えても「大勢に影響なし」の指摘も…島田紳助の引退騒動と似て非なる“トップの器”…に詳しい。