25日放送のTBS系「日曜日の初耳学」で、生粋のお嬢様ぶりが明かされたのが、お笑いタレントのいとうあさこ(54)だ。いとうは小学校から高校まで女子御三家の雙葉学園出身。
しかし、卒業生の大半が有名大学に進学する中、いとうは専門学校に進み、多くのバイトをかけもちしながらお笑いの世界に入ることに。
「幼少期にピンクレディーや近藤真彦に憧れていたテレビっ子だったいとうは、学生時代に尾崎豊の歌に影響され、みんなと同じように普通に大学を卒業して就職、結婚というルートに疑問を持ち、ドロップアウト願望が強くなっていったと言います。お笑いコンビからスタートし、レオタード姿によるタッチの浅倉南ネタなどがウケて、ピンとして売れっ子に。お嬢様とは対極な酒飲み、未婚、酔った勢いで性行為した男に貢ぐなどの自虐エピソードを下品になり過ぎず明るくネタにするいとうは、視聴者のみならず業界の大御所からも高評価を得ています」(芸能ライター)
50代の女芸人には高学歴のも少なくない。代表的なのがオアシズの大久保佳代子(54)と光浦靖子(54)で、それぞれ千葉大と東京外大を卒業している。
「小中高の同級生の2人は92年にコンビでデビューしましたが、今ピンで引っ張りだこの大久保は当初、光浦よりも不遇の時代を送っていたことはよく知られています。90年代半ばごろからコンビ以外の仕事が激減し、しばらくコールセンターでの仕事と掛け持ちで芸能生活を送っていました。2人とも今どきの芸能人と違い、お笑いの邪魔になるとばかりに特に高学歴であることをアピールしたりしませんね」(女性週刊誌記者)
■実家は代官山で美食家一家
いとうと似たような境遇にあったのが、今では女優としても活躍する椿鬼奴(53)だ。
「千代田区で生まれ、エリートサラリーマンだった父親をはじめ、有名店で頻繁に食事をする美食家一家に育ち、中学から神奈川の桐蔭学園に入学しています。まったく勉強しなかったという椿は、自身が広告キャラクターを務めている大学受験予備校のみすず学苑に通い、一浪の末、清泉女子大に進学しています。ところが、父親の投資が失敗し、暮らしていた代官山のマンションを売る羽目になり、没落。
おしなべて言えるのが、お笑いをやっていてもどことなく育ちの良さが隠せない点だろう。