シンガー・ソングライターのASKA(67)は1日に自身の「X」でこうコメントし話題になっている。


《トランプ政権が、日本の反グローバリズム政党を支持しようとしてる。

なんか、すごいことになってきた》


 翌2日は、国民民主党から参院選に比例代表で出馬する元参院議員の須藤元気氏について《あの怯えたような表情は何だろう?》と疑問を投げかけた。音楽活動の傍ら、ASKAは政治や社会問題について独自の見解を発信してきたが、その勢いがアップしたような印象だ。


「本人はブログなどで『年齢を重ねるにつれ、政治に無関心ではいられない』と胸中を明らかにしています。日本の芸能界で、政治発言がNGとされているような風潮にモノ申し、1970年代は違ったんだと。先進国のなかでミュージシャンが政治を語らないのは日本だけだとし、とくに昨今の政治には強くNOを表明していますね。日比谷野音でのデモに共鳴したりし、このままでは『日本が日本でなくなる』と訴えているのです」(音楽ライター)


 ロックバンド「BOØWY(ボウイ)」のドラマーとして知られる高橋まこと(71)もXで1日にこう投稿した。


《その税金の使い方を自民公明は間違ってるんだよ!! こんな政治家に政治まかせてたら日本は終わるよ!! 皆んな気が付けよ!! そして、参政党なんてカルトに惑わされるんじゃねえよ!! 政治は我々国民の為にあるものでこいつ等国会議員のものではない!!!!!! 選挙行こうよ》


 高橋の政治発言も長いが、「今年6月にはガソリン暫定税率をめぐり、廃止法案に否定的な考えを示した自民党議員を名指しして《この野郎!!昔大臣だった時に、震災復興支援のライブに来てボウイの曲歌ってやがったな!!。二度と歌うんじゃねえ!!》と怒りのコメントをしています。庶民の生活を踏みにじる自民党はダメだという主張をさらに強めています」と続けた。


■政権にNO!を突き付けるミュージシャンたち


「吉川晃司(59)は東日本大震災の際、石巻市で匿名でボランティアを行い、同時に『反原発』『反政権』のスタンスを強く打ち出して『俺は現政権がでえっ嫌い』と、インタビューやラジオで繰り返し発言し話題になりました。反自民として、今回の参院選へも一家言あるでしょう。うじきつよし(67)ら骨太の芸能人は、ミュージシャンだけを見ても、そこここにいるんです」(前出の音楽ライター)


 まだまだ捨てたもんじゃないのだ。


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 関連記事の『うじきつよし、元BOØWY高橋まことも岸田政権をバッサリ…政治的発言タブーの芸能界に変化』などにもお目通しください。


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