7月7日放送のトークバラエティー「月曜から夜ふかし」(日本テレビ系)の放送内容に、視聴者の間で共感の輪が広がっている。
放送日にちなみ、この日の内容は七夕特集。
18歳のギャルが書いたのは「税金が下がりますように」。理由として「金欠」を挙げると、横にいた友人も「とりあえず、意味ないお金払いたくなくない?」と同調。カットが変わって15歳ギャルが書いたのは、「百三万のかべなくそ」。「103万円の壁」といえば、給与所得者の1年間の給与収入が103万円を超えると超過分に対して所得税が発生することを示す表現だが、ギャルは「ダルいなって」と“痛税感”をあらわに。
VTRを見た番組MCのマツコ・デラックス(52)は「これはもう悪い、政治が」「103万円の壁って言葉が、あんなギャル……15歳の子よ!」と興奮気味に語っていた。
「日本を憂う言葉がギャルの口から出たことに衝撃を受けたということでしょう。実際、今年はコメの値段が5キロ5000円に到達したぐらいですから、老若男女問わず『生活苦』を意識せざるを得ない。とはいえ、確かに15歳の女の子には、もうちょっと前向きな願い事をしてほしいですよねえ」(テレビ誌ライター)
また、某テレビ番組制作会社のディレクターは当該シーンが「思わぬ効果」を発揮する可能性に言及する。
「20日投開票の参院選を目前にして『ギャルが日本を心配する』というシーンは結構、衝撃的でした。意外とこの番組をきっかけに普段は投票に行かない若年層が投票に行き、投票率を押し上げるかもしれません。実際、今回の放送について報じるネットニュースのコメント欄には《ギャルがそんなこと言うって昔じゃ考えられないわな笑 それだけ今の自公が腐ってるっていう事だね》といった声が上がっているほどです」
参院選の投票日は7月20日。
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本来であれば参院選の「台風の目」になっていたかもしれない。関連記事【もっと読む】デヴィ夫人の優雅な「鎌倉水着写真」が話題も…参院選に出馬していない悲哀…では、あえなく解散した「12(ワンニャン)平和党」の代表だったデヴィ夫人の現在について伝えている。