12日、映画「ドールハウス」の大感謝舞台挨拶に登場したのが、主演の長澤まさみ(38)。6月13日の公開から1カ月が経過しているドールハウスは、11日までの29日間で観客動員数は96万6000人と100万人目前で、興行収入12.8億円と大ヒットを記録している。
5歳の娘を亡くし、悲しみに暮れる長澤演じる鈴木佳恵が夫の忠彦(瀬戸康史)と骨董市で見つけたのが亡き娘に似た人形アヤ。家に連れて帰りかわいがるが、やがて新たに娘が生まれると夫婦は人形に心を向けなくなり、娘が人形と一緒に遊ぶようになると、変な出来事が次々に起こり始める。捨てても捨てても戻ってくる人形に隠された秘密を解き明かす〝ドールミステリー〟。
2000年、12歳の時に東宝「シンデレラ」オーディションでグランプリを受賞し、芸能界入りした長澤も、20年の映画「MOTHER マザー」で毒親を演じるなど、母親役がしっくりくる年齢になっている。
舞台挨拶で「ドールハウス」がウケている理由について、長澤は“自分の叫び顔”だと答えているように、映画の見どころの一つがこれまで見せたことがないような長澤の表情だ。今、そんな長澤の“顔”についてネット上で話題になっているという。
「長澤があるバラエティー番組に出演した際の動画とともに拡散されたのが、目の下のクマや目じりのシワ、ほうれい線などを隠すことなく、自然と受け入れている様子です。美少女だった長澤も寄る年波に勝てないものの、自然に近い状態でテレビ出演していることに驚きの声があがり、話題になっています。この年代になると、手軽なボトックスやヒアルロン注射だけでなく、普通にフェースリフトなどをしている女優も少なくありませんが、《年齢に抗おうとしていないのが、かえって美しい》といった絶賛の声が聞かれます」(女性週刊誌記者)
■愛用のスーツケースはプチプラもの?
だからといって、決して無頓着なわけではないようだ。長澤は今年2月、ブランドアンバサダーを務めるSHISEIDOの次世代美容液の発表会でこう話している。
《スキンケアは本当に大好きなことのひとつで、毎晩寝る前と朝起きた時、スキンケアを楽しむ時間をすごく大切にしています》
過剰に手を入れることはないものの、成分表をチェックするなど自分に合う化粧品を吟味するなど、美容好きであることを公言している。
「先日も海外に行った際に長澤が空港で引いていたスーツケースがハイブランドのものではなく、プチプラものではないかと話題になったばかりです。
アラフォーになった国民的女優の長澤は、無理して加齢に抗うことがないところも魅力の一つになっているようだが、年を重ねてどんな女優になるのかますます注目を集めそうだ。
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芸能人でも50代になると化粧すら面倒になるという。
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