9月7日に退陣を表明した石破茂首相(68)の後任を巡る報道が過熱している。次期自民党総裁の"本命"候補として名前が上がるのは、前回の総裁選で2位だった高市早苗前経済安保担当大臣(64)、3位だった小泉進次郎農水大臣(44)だろう。
「未来のファーストレディーとしてイメージは芳しくない。フジテレビの報道キャスターとして人気を博し、東京五輪誘致や殺処分所から犬や猫を保護する団体を支援するなど経歴的にはピカイチでしょう。ただ、石破茂首相の妻・佳子さんが外交イベントに出席した際のワンピース姿がカジュアルで庶民的だと注目されましたが、滝川さんは公的な場でのブランドやエレガントな姿がヒンシュクを買っている正反対のタイプ。子育て投稿を巡っても炎上していますし、昨年9月の自民党総裁選で小泉議員が立候補した際に〈今回の総裁選に対しても、滝川が関与することはございませんし、これに関する取材等をお受けすることはできません〉とプライドの高さがうかがえました。進次郎首相が誕生すれば、雑誌メディアの監視が厳しくなりますし、夫婦でたびたび炎上が起こることは目に見えています」(政治ジャーナリスト)
■「財団への虚偽の流布」は法的措置を示すも
夫の周辺が騒がしくなった一方で、滝川は最近ネットでの虚偽の流布に頭を悩ませていたようだ。とくに2014年に設立した自身の財団への誤解があるとして、8月28日には自身のインスタグラムで「近頃、SNS等において『滝川クリステルおよび当財団が太陽光発電事業を手がけている』との情報が流布されておりますが、これは事実と全く異なります。改めて記載内容を否定するとともに、必要に応じて発信者に対しては、法的な措置を含め、記載内容の削除・訂正を求めてまいる所存です」と警告している。
「ただ、滝川さんの財団については騒動が収まる気配はなく、今月8日には日本保守党の北村晴男議員(69)もSNSで『これが事実なら大変な事。事実の検証が必要です』と投稿。疑惑の目を向けたことから再注目されています。
滝川のインスタグラムには《誹謗中傷ではなくて、本当に心から願いです。みんな高市さんに総理大臣になって欲しいです》《器じゃないよってご主人に総裁選出馬しない様促してほしい》などの懇願も……。前途多難のようだ。
◇ ◇ ◇
小泉進次郎氏の兄・孝太郎がテレビに出ずっぱりなのは、総理候補への配慮なのだろうか? 関連記事【こちらも読む】《やたら出てない?》テレビ局の小泉孝太郎"推し"に疑問の声…バラエティーMCの実力と実弟・進次郎農相の影響…では、その可能性について考察している。