木村拓哉(52)の公式YouTubeが登録者数200万人に迫る勢いだと話題になっている。


 インスタグラムでは故ジャニー喜多川氏の性加害問題の最中、最悪のタイミングで「show must go on!」と投稿し、炎上するなど、トンチンカンぶりも話題になったが、最近は、「パンを買う」、「ラーメンをすする」など親しみのある動画といつまでもカッコイイそのビジュアルで、注目の的だ。


 妻の工藤静香(55)は料理やセレブリティーなライフスタイルが人気。長女Cocomi(24)、次女Kōki,(22)姉妹はブランドアンバサダーとして高級バッグを持つ姿が投稿されている。キャラクターの棲み分けされつつも、全員のSNSに登場する愛犬たちなど、“回遊”するとファミリーのつながりも感じられて、そこがまた興味をそそる。


 そんな中、配信を始めようとしているとウワサになっているのが中居正広氏(53)である。


 一連の騒動で、今までチヤホヤしてくれていたテレビプロデューサーたちは雲の子を散らすように消え、自ら発信していくしか選択肢がなくなったという。


 中居氏より1年前に姿を消したダウンタウン松本人志(60)も、吉本興業の「ダウンタウンチャンネル」が11月の配信に向けて準備が着々と進んでいるそうで、仲の良かった先輩を横目に「自分も」と思っていてもおかしくはないだろう。


■キムタクとかぶると失敗、なのにYouTubeに進出?


 中居氏といえば、SMAP時代から絶対的エース・キムタクへのコンプレックスがあったことで有名。人気はダントツ、役者としても「ロングバケーション」「HERO」「教場」(すべてフジテレビ系)など、トレンディなドラマで時代をけん引し、キムタクには歯が立たない。そこで中居は、キムタクとバッティングしないMCに注力し、レギュラー本数を増やしていった。


 中居氏の成功法則は“木村とかぶらない”ことなのに、今度はYouTubeという同じ土俵でチャレンジとはどうなのか。


「中居氏がゼロからスタートするとなると、100万、200万にするまでには相当な時間がかかる。その間、すでに200万のファンを持つ木村はさらなるステージに進むでしょう。

キムタクは日本だけでなく、アジア圏でも知名度が高いのでまだまだ伸びしろがある。一方、中居氏の知名度はほぼ国内限定。キムタクと大きく差が開いてしまうでしょう」(ITジャーナリスト)


 負けず嫌いの中居氏だが、背景事情があまりにも違いすぎる。“圧倒的エース”にせまる起死回生策はとてもあるとは思えないのだが…。


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 中居正広氏に端を発したフジテレビ問題は「賠償額」に注目が集まり始めている。関連記事【もっと読む】フジが港浩一氏と大多亮氏に“50億円請求”で中居正広氏にも「巨額訴訟」の可能性…清水賢治社長は否定せず…では、巨額が想定される現状について伝えている。


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