7日に放送スタートした竹内涼真(32)と夏帆(34)のダブル主演ドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS系)。竹内にとって地上波連続ドラマの主演は2022年7月期「六本木クラス」(テレビ朝日系)以来、3年ぶり。
“失敗が許されない”竹内には、2つの高い壁が立ちはだかっている。一つは、「じゃあ~」の主演が元々は吉沢亮(31)だったこと。週刊文春によれば、年明けに隣家に泥酔状態で不法侵入したことが公になった吉沢から辞退の申し入れがあり、代わりに竹内が主演に抜擢されたという。
この主演交代劇に、ドラマ関係者の間では、「国宝」を大ヒットさせている吉沢の代役が竹内に務まるのか、という当然の疑問と不安が囁かれている。たしかに、「仮面ライダー」に始まり「きみセカ」と、アクションものを得意とする竹内が、「じゃあ~」のようなロマンチックコメディーを演じきれるのだろうか。
■竹内の清潔感あるイメージを打ち砕いたポイ捨て報道
もう一つは、2020年5月にフライデーに報じられた、吉谷彩子(34)との恋愛スキャンダルの影響だ。結婚を前提に同棲していた吉谷を、新しい彼女が出来たからと突然部屋から追い出し、吉谷が立て替えていた100万円ほどの生活費をうやむやにしようとしたという報道は、それまでの竹内の爽快感や清潔感といったイメージを打ち砕いた。
「あのスキャンダルから約5年半が過ぎようとしていますが、一般視聴者はショッキングなニュースを消化し切れているのでしょうか。“新時代の恋物語”がキャッチコピーの『じゃあ~』の視聴率が、ある程度その答えを示唆するのでは」とドラマ関係者は見守っていく気配だという。
また別の芸能関係者も「同じ頃“多目的トイレ不倫騒動”で活動自粛に追い込まれたアンジャッシュの渡部建は、いまだにキー局への出演が許されていません。女性視聴者の忌み嫌う二股や不倫、浮気というスキャンダルはそれだけ根深いものなんです」と言及する。
竹内は、先日のバラエティー番組で1年に1回、「1週間ちょっと、あっちで蓄えて……」と、ロサンゼルスで通訳付きでアクティングコーチに演技指導をしてもらってから新作に臨んでいるという驚くべき役者生活を明かした。
ハリウッドに行きたい、役者として世界で戦いたい……という野望も語っていた竹内、ロサンゼルスの演技指導の成果はどんな形で現れるのか。「じゃあ~」の視聴率に注目だ。
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