年末の風物詩、大みそかの「第76回NHK紅白歌合戦」の司会者が発表された。タレントの有吉弘行(51)、女優の綾瀬はるか(40)、今田美桜(28)、同局の鈴木奈穂子アナ(43)の4人が抜擢。

有吉は3年連続3回目、綾瀬は6年ぶり4回目、今田は今回が初めて。その“意外な人選”について、スポーツ紙芸能担当記者はこう話す。


「下馬評では、降板説も囁かれていた有吉は今年も継続、朝ドラ『あんぱん』での貢献から、今田美桜は妥当ですが、昨年まで3年連続で司会を務め、“長期政権”を築くかと思われていた橋本環奈が落選し、綾瀬はるかが再起用となりました」


 確かに、期間をおいた紅白司会の再起用は珍しいケース。綾瀬は、2013年(第64回)→ 2015年(第66回)→ 2019年(第70回)→ 2025年(第76回)と抜擢されているが、他に、期間をおいて複数回の司会を務めたことがあるのは、森光子、佐良直美水前寺清子仲間由紀恵程度。しかし、これだけ長期間にわたり、時折、思い出したように司会に抜擢されるケースは綾瀬が突出している。それだけ綾瀬はNHKに気に入られている証しと言えそうだ。


「今年は大河ドラマ『べらぼう』のナレーションやドラマ『ひとりでしにたい』など、NHKでの貢献度は高かったですからね。司会進行の評価が高かった橋本環奈がスタッフへのパワハラ疑惑報道などでイメージダウンしたことも関係しているかも知れません」(前同)


 ともあれ、大ブレークした若手女優である今田と、40代に突入した国民的人気女優の綾瀬が一緒の画面に収まることになる。


「綾瀬の強みは、ホンワカした雰囲気ですね。2019年の時もそうでしたが、極度の緊張を強いられる紅白の司会の場で、まさに癒やし系の天然の雰囲気で、多少ミスをしても、それが逆に周囲を和ませ、受け入れられてしまうところがある。初司会で相当気合が入っているだろう今田とはいいバランスの掛け合いを見せてくれるのではないでしょうか」(キー局関係者)


 その一方で、それなりのリスクもあるようだ。


「昨年、報じられたSixTONES・ジェシーとの熱愛問題です。

その後の詳細は伝わっていませんが、SixTONESファンの間では、いまだにくすぶり続けている。年末までに週刊誌などで続報が出たりすると、ファンからまたバッシングを受けてしまう可能性はあります」(前出の記者)


 綾瀬はるか40歳。6年ぶり4回目の司会では、どんな景色を見せてくれるだろうか。


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