大みそかに放送される「第76回NHK紅白歌合戦」の司会者4人が10月14日に発表された。注目のメンツは、連続2回目となる同局の鈴木奈穂子アナウンサー(43)はさておき、6年ぶり4回目となる綾瀬はるか(40)、2023年から連続3回目となる有吉弘行(51)、そして残る1人は今田美桜(28)。


 豪華な布陣に視聴者から歓声が続々だが、このうち初司会となる今田に関しては《今田美桜 語彙力ないからやだなー》といった反応がX(旧ツイッター)に上がってしまっている。週刊誌芸能記者はその理由をこう説明する。


「9月にTBS系が放送した『世界陸上』東京大会での今田さんの振る舞いが原因ですよ。織田裕二さんと一緒に大会アンバサダーを務めましたが、今田さんは生放送でコメントを求められても当たり障りのない、中身のない感想を言うのみで、一部の視聴者から《スカスカ》《薄味》などと揶揄する声が上がっていましたからね」


 東京大会のクライマックスになったと言っても過言ではない9月15日の男子棒高跳び決勝で、スウェーデンのデュプランティスが6メートル30を跳んで世界新記録を更新した瞬間ですら、今田の口から出たのは「感動が、もう……やまないですね!」。そりゃそうなんだが、具体性のない“超薄味”のコメントには《しっかりコメントできる人連れてきて欲しい》なんて“苦情”が視聴者から相次いだ。


 コメント能力に対する疑問がくすぶっている今田が紅白の司会となれば、不安視する声が上がるのは当然か。だが、番組制作会社ディレクターは「気持ちは分かりますが、そんな不安も杞憂に終わるはず」とこう一蹴する。


「そもそも紅白は秒単位で生放送を管理するために、司会や出場者のひと言ひと言に至るまで綿密な台本が用意されます。まあ、綾瀬はるかさんは言い間違いなどのハプニングを起こすかもしれませんが、ちょっとした言い換えはあってもアドリブはまずない。今田さんのコメント力に不安があっても、きちんとした台本があって入念なリハも行われる以上、本人の語彙力は関係ない。むしろ世界陸上よりきちんとしたコメントが出てくるはずです」


 よくよく考えれば、今田の職業は「役者」。台本さえあれば、的確に司会役を演じられる……と期待したい。


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 世界陸上の最中の今田美桜だが、その姿が視聴者をくぎ付けにしていた。関連記事【もっと読む】世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性…では、前髪がある今田美桜について伝えている。


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