女優の米倉涼子(50)の自宅を家宅捜索したと「週刊文春」が報じたことで、存在が再注目されているマトリこと「関東信越厚生局麻薬取締部」。
捜査のその後は判然としないが、そのマトリが19年3月にコカインの使用で逮捕していたのがテクノユニット・電気グルーヴのメンバーで俳優のピエール瀧(58)だった。
逮捕後、瀧は起訴され同年6月に懲役1年6カ月、執行猶予3年の有罪判決を受けたが、その後、見事に俳優としてカムバックしている。
いずれもNetflixで配信され話題を呼んだ「サンクチュアリ 聖域」(23年)、「地面師たち」(24年)などに出演を重ね、出演している映画「宝島」、声優を務めるアニメ映画「ホウセンカ」も公開中だ。
「『地面師たち』で瀧さんが演じた後藤がたびたび演じたセリフ『もうええでしょう』は、昨年の『ユーキャン新語・流行語大賞』ではトップテンを受賞するほどの大きな反響となった。もともと、人柄が良く、周囲のキャスト陣やスタッフとも気さくに接していたので、事件後もオファーは途切れません」(映画業界関係者)
執行猶予も明け、地上波ドラマ復帰という“完全復活”も遠くなさそうだ。
一方、同年19年5月に、大麻所持の疑いで交際相手の女優の小嶺麗奈(45)と共にマトリに逮捕されたのが、元KAT-TUNの田口淳之介(39)。同年10月、懲役6カ月・執行猶予2年の判決が言い渡されたが、いまだ、表舞台には立っていない。
「ショーパブやパチンコ営業などで活動しているようです。プロ雀士やポーカートーナメントの公式パートナーも務めていますが、Abemaの番組ではすでに出演を果たしています。保釈された時の“土下座謝罪”も印象的でしたが、彼もソフトな人柄で人望があるので、いずれテレビ出演などもあるかもしれません」(スポーツ紙芸能担当記者)
また同時期の20年9月に大麻所持で逮捕されたのが俳優の伊勢谷友介(49)。こちらは警視庁だが、その後、起訴され同年12月に懲役1年、執行猶予3年の判決を受けた。すでに猶予期間は明けているものの、目立った活動は映画「ペナルティループ」(24年)への出演ぐらいだ。
「知性派で社会貢献活動も行っていましたので、すっかりイメージが崩壊。
やはり、逮捕される前に普段から周囲に対してどう振る舞まっていたかが、執行猶予が明けた後の復帰のスピードにも関係してくるようだ。
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米倉涼子の過去の男をたどっていくと、どうにも芳しくない。関連記事【もっと読む】“マトリ捜査報道”米倉涼子の圧倒的「男運」のなさ…海外から戻らないダンサー彼氏や"前科既婚者"との過去…では、その経歴を振り返っている。