女優の松嶋菜々子(52)が来年1月8日スタートのテレビ朝日ドラマ「おコメの女-国税局資料調査課・雑国室-」に主演することが発表された。


 松嶋演じる主人公の名前は米田正子で、無類の米好き。

実在する東京国税局資料調査課に、ドラマオリジナルの部署、複雑国税事案処理室(通称ザッコク)を設定。


 個性派ぞろいのメンバーを集め、厄介な事案を扱うザッコク部門を創設した主人公が、「正しく集めて、正しく使う」を信条に、悪徳脱税者を一刀両断する勧善懲悪ものとなるという。


 来年1月期といえば、夫で俳優の反町隆史(51)がトリプル主演の1人を務めるドラマ「ラムネモンキー」が、水曜午後10時にフジテレビ系で放送される。


 夫婦の連続ドラマの視聴率対決も注目されるが、どうやら、松嶋はテレ朝からとんでもない多大なる期待を寄せられているようだ。


「放送される枠は米倉涼子さん主演の『ドクターX』、天海祐希さん主演の『緊急取調室(キントリ)』などヒットシリーズを生み出してきた木曜午後9時。『ドクターX』も『キントリ』もシリーズが終了してしまうので、松嶋さんの『ザッコク』をシリーズ化したいと考えていることは間違いないでしょう」(放送担当記者)


 ちなみに、米倉が主演し国税局の査察官を題材にしたテレ朝系のドラマ「ナサケの女~国税局査察官~」(10年)は全8話の平均世帯視聴率が13.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。にもかかわらず、シリーズ化されなかった。


 TVerなどの「配信系」も普及し、当時とはドラマの視聴習慣も平均視聴率も変わったが、松嶋はテレ朝の期待に応えることができるのか。


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