永ちゃんとユーミンの夢の共演は実現するのか――今年の『NHK紅白歌合戦』は11月の出場歌手決定後、矢沢永吉、松任谷由実、玉置浩二、B'z稲葉浩志、星野源と続々と特別企画での出演が発表されている。デビュー45周年を迎えた松田聖子が特別企画で出場することも発表された。
「昭和の頃は特別企画なんてほとんどありませんでした。美空ひばりさんが久しぶりに出演した時くらいですよ。あえて話題作りをしなくても、国民的行事として大みそかはNHKにチャンネルを合わせてくれた。今は趣味も多様化していますし、話題の消費スピードが速いので、11月の発表から1カ月以上何もなければ、紅白は忘れ去られてしまう。だから、後からスペシャル枠での出演を発表するのでしょう。また、『特別企画』の方が歌手を口説きやすいという面もあると思います」(ベテラン芸能記者=以下同)
テレビの視聴率が全体的に逓減(ていげん)している中、紅白も落ち込んでいる。一昨年は31.9%、昨年は32.7%(いずれも2部の世帯視聴率=ビデオリサーチ調べ、関東地区)となり、20%台への下落という危機が迫っている。最後の視聴率40%台は、コロナ禍の2020年だった。
「40%は現実的に難しいとしても、30%台は死守したい。その目玉に矢沢永吉を持ってきているはずです。音楽フェスにもよく出ているので、高齢者層だけでなく、若者への知名度があるし、フェスでのパフォーマンスで20代などを魅了している実績もある。矢沢さんは新曲の『真実』を歌うと発表されていますが、この1曲だけだとしたらもったいないですよね。
■桑田&ユーミンのコラボで視聴率41.5%を記録
『止まらないHa~Ha』『トラベリン・バス』とは矢沢のライブでアンコールの時に歌唱される定番曲で、観客がタオルを上に投げることでも有名だ。
「まだ発表がありませんが、もし実現すれば観客を巻き込んで、相当盛り上がるでしょう。最終歌唱者は松田聖子ですが、松任谷由実や福山雅治、MISIA、Mrs. GREEN APPLEなどとも絡めるタイミングを狙うことになりそうです。平成最後の紅白のラストで、桑田佳祐さんが『勝手にシンドバッド』を歌いながら、ユーミンと一緒に踊って話題になった。NHKはあれに近い演出の再現を期待しているのでは」
桑田、ユーミンという大物2人がラストで絡んだ2018年の紅白は視聴率41.5%で、過去10年で最高の数字を記録している。
「矢沢さんとユーミンは同じ1972年のデビューで、当時から交流はあった。90年代には、ユーミンのラジオに矢沢さんがゲスト出演しています。ただ、テレビでの共演となると、記憶にないですね。ともに積極的にテレビに出るタイプではなかったですから。だからこそ、2人が同じ画面に写って歌えば、数字は間違いなく跳ね上がる」
果たして、矢沢永吉の“2曲目”はあるのだろうか。
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ユーミンは矢沢に“お金持ちになる哲学”も学んでいる。今年の紅白歌合戦の最新情報&写真とあわせて、【関連記事】も必読だ。

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