“みなさま”のNHKが絶好調だ。1月4日にスタートした仲野太賀(32)主演の大河「豊臣兄弟!」は初回13.5%と好発進。
大みそかに放送された第76回紅白歌合戦の平均世帯視聴率も、第1部が30.8%と3年ぶりに30%台に戻し、第2部は35.2%と、これまた3年ぶりに35%を突破した。
放送中の高石あかり(23)主演の朝ドラ「ばけばけ」も、12月9日放送の第52回で最高視聴率の16.5%を記録するなど、「ヒロインの恋愛が盛り上がってきたことで数字も上向きつつあります」(スポーツ紙芸能デスク)。老舗の看板枠が軒並み上昇ムードというわけだ。
「『豊臣兄弟!』も3年ぶりの“戦国大河”ということで、楽しみにしていた大河のオールドファンも多かったようですね。初回終了後のレビューサイトを見ても《楽しい大河になりそう》《期待しかない》などと高評価の書き込みがズラリと並んでいます」(前出のスポーツ紙芸能デスク)
ちなみにレビューサイト「Filmarks」での「豊臣兄弟!」の評価は5点満点で3.9(1月5日現在)。とまあ、午年の2026年はNHKにとっても“跳ねる年”になりそうな滑り出しなのだが、あるテレビ誌元編集長は「数字が上がったからと言って好調を長く維持できるか、ですよね」とこう話す。
「紅白にしても、一番話題になったのは“ロックの帝王”矢沢永吉さんでしょう。御年76歳のパワフルなパフォーマンスには確かに度肝を抜かれましたが、AKB48の復活しかり、紅組トリのMISIAさんしかり、大トリの松田聖子さんしかり、リアタイ視聴する中高年層だけを意識した“令和感”の薄い作りになっていたのは否めない。裏を返せば、目先の数字を追うあまり、若年層を取り込むための新たな挑戦を諦めたようにも映りましたね」
大河の「豊臣兄弟!」もそうらしい。
「『豊臣兄弟!』は、教科書にも出てくる分かりやすい登場人物と物語、成り上がりの戦国ものという、中高年、それも男性が好む昔ながらの大河の“ヒットの法則”に沿っています。大河には、女性や知名度が低い主人公では良作でも数字が取れないというジレンマがありますが、それでも主人公の内面を重視した大河で、女性や若年層など新たなファンを獲得しようとしてきたNHKの取り組みを評価していただけに……」(前出の元テレビ誌編集長)
中高年が食いつきやすい番組作りで一時的に数字が上がったとしても、長い目で見れば若者のテレビ離れは止められない。
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第1回こそまずまずの視聴率だったものの、その先はどうなるか? 関連記事【もっと読む】NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」への“期待と不安”…第1話を見た時代劇研究家が語る…では、時代劇研究家が「豊臣兄弟!」の期待と不安の両要素について分析している。

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