昨年12月29日に放送された「ウンナン極限ネタバトル!ザ・イロモネア 笑わせたら100万円」(TBS系)について、番組公式サイトが一般審査員への誹謗中傷に注意喚起したことが話題となっている。
イロモネアは、「一発ギャグ」「モノマネ」「ショートコント」「モノボケ」「サイレント」の5つのジャンルの中から、芸人自身が挑戦するジャンルを選び、会場の一般審査員100人の中からランダムに選ばれた5人の審査員を笑わせることができるかを競う企画で、誰が審査員に選ばれたのか、挑戦者と観客には知らされない仕組み。
その放送後、“笑わない審査員”の顔をSNSでアップし、ディスる行為が散見されていたわけだ。
公式サイトでは、番組の企画が審査員のジャッジによって成り立っていることを強調し、「この度の特番放送において審査員の方々を誹謗中傷するようなインターネット上の書き込みが見られますが、このような行為はお控えいただくよう、お願い申し上げます」と呼びかけた。
「今回の放送は、昨年2月に8年ぶりに復活となった前回の放送に続き、2度目の復活となったのですが、今回、MCの内村光良がチャレンジャーとして挑戦し、見事100万円を獲得したことも話題になっていました」(お笑い番組関係者)
お笑い評論家のラリー遠田氏は、「面白いか面白くないかは、当然ですが、究極的にはその人の感性によります」とした上で、こう話した。
「プロの芸人の審査では、専門家ならではの細かい技術的な部分を評価できます。一方、一般人の審査では、自分が面白いと思うかだけで判定をすることになるので、観客の好みの平均値に近い結果が出ることになります。今回の『イロモネア』の騒動を見ていて感じたのは、今の時代に一般人が顔を出して審査をするのはリスクがあるということです。今後はこのように一般人が顔出しで審査をするような番組は少なくなっていくかもしれません」
ちなみに、お笑い賞レースの番組で、イロモネアと同じく、会場観覧客による審査を採用しているのは、「THE SECOND ~漫才トーナメント~」(フジテレビ系)があるが、「M-1グランプリ」(ABCテレビ・テレビ朝日系)、「キングオブコント」(TBS系)、「R-1グランプリ」(関西テレビ・フジ系)などは、現役の芸人が審査する方式だ。
「M-1」などの芸人による審査が放送後に何かと話題になることはもはや定番だが、一般観覧客の個人的な感性にまでイチャモンをつけるとは、なんとも鼻白むが……。
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お笑い賞レースの審査員の話題は尽きない。関連記事【もっと読む】「M-1グランプリ」視聴者の“納得度”が高かったワケ…たくろう優勝の裏で解けた松本人志の“呪縛”…では、大物が審査員から抜けたが故に起きた“地殻変動”について伝えている。

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