日本テレビ系のバラエティー番組「ザ!鉄腕!DASH‼」の派生コンテンツである正月特番「ウルトラマンDASH」が、1月4日放送された。2011年にスタートして以降、毎年元日などに放送されていて、一流アスリートや特定の分野の達人が出演し、突然訪れたピンチを解決するというストーリーのもと、与えられた課題にチャレンジする企画だ。


 例年、元TOKIOのメンバーが出演していたが、今回のメンバーは城島茂(55)のみで、他は後輩たちが出演。国分太一(51)は当然のこと、松岡昌宏(48)の姿がなかったことも話題に。


 だが物議を醸したのは、ゲストの東京五輪スポーツクライミング銅メダリストの野口啓代氏(36)が「走るバスの車体をつかみ運転席へたどり着けるか」というチャレンジ企画だった。野口氏はヘルメットを着用しておらず、《走行中のバスの側面をノーヘルでクライミングさせるのは見てて怖すぎた》《落ちたら体ごと轢かれる》などの心配の声が殺到し、一部視聴者が撮影用車両などをレンタルする「劇用車ドットコム」に問い合わせする事態に。


 同社は公式HPなどで《過去の放送分では劇用車両の番組提供を行っておりましたが、上記放送の番組内にて使用されたバスは他社の所有する車両であり、我々劇用車ドットコムの所有する劇用車両ではありません》と説明した。


 劇用車ドットコムは業務に支障をきたしていると困惑しきり、過剰反応する視聴者がいる一方で《スタッフは? コンプライアンス違反は国分太一だけ?》《企画した日本テレビもコンプラ違反》といった厳しい声が上がっている。


「『ウルトラマンDASH』は特番ですが、“本体”の『鉄腕DASH』でも2006年には江ノ島電鉄の電車とTOKIOのメンバーが競走する企画で道路を無許可で撮影に使ったとして制作会社のプロデューサーが書類送検された問題もありました。また、危険行為ではありませんが、17年にはスタッフがロケ先で生ごみを放置したと、地元の猟師から激怒され、炎上しています。今回の騒動を受けて、番組の存在自体が問題を多くはらんでいると指摘されています」(週刊誌記者)


 元TOKIOのメンバーだけでなく、番組そのものの信頼が失われているが……。


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